私。
こんばんわ。hanakoです。
今日は真夏のような暑さ。
私の仕事は、これから暑さとの勝負になります。日焼けも嫌だけれど熱中症もこわい。
お昼から15時くらいまでは仕事になりません
そうすると、作業時間が足りない。
時間のやりくりが大変な季節です。
(最近、フリマに出られなくてちょっとブルー)
切りすぎた髪の毛がまとまらなくてさらにブルー
仕事を終えてから隣の街の知人の所へ。
この街は私の実家がある街。
両親が移り住んだ街なので、私は住んだことがありません。
今は父がひとりで住んでいる街です。
父は私の実の父ではありません。
私が10才の時、母が再婚したひとです。
私は父に良い思い出がありません。横柄で自分が気に入らないと母に手を出すひとでした。
そんな父の機嫌を取るよう、母は私にもいろいろな事を強要しました。
笑いたくもない事でも父が話すことには大きな声で笑わなくてはならない。行きたくない所でも父が行こうと言うならばうれしそうに付いて行かなくてはならない。
メチャクチャでした。少しでも暗い顔をすれば母に怒られました。10才の私は表と裏との顔を覚えました。そして、どちらが本当の自分か分からなくなってしまった。
昨年、母が亡くなってから、私は1度も実家に帰っていません。父と私の間にいた母がいなくなった途端、父は私の中で父では無くなりました。その反応に自分でもビックリしました。
そして、罪悪感を感じていました。どんな形であれ自分を育ててくれた父をこんなふうに思うなんて。でも、思い直す事は出来なかった。
知人に会い、帰り道。
見慣れた街を通りながらいろいろな事を考えました。母と行ったスーパー。母がアルバイトしていたコンビニ食事に行ったファミレス。
母が好きだった和菓子屋さん。思い出をみんなみんな、ここに置いて行こう。母の呪縛から、自分を自由にしよう。
交差点。
ここを左に曲がると父の住む家がある。
ウィンカーを右に上げた。
父を受け入れられない私を受け入れよう。
これが、私なのだから。
いつの日か、父を受け入れられる日が来るのだろうか?
来ても来なくても、どちらも私。
マサくんが待っている、我が家に帰ろう。