再会。
こんばんわ。hanakoです。
台風3号が去った朝。
ぬけるような青空がまぶしい。
相変わらずの仕事と
相変わらずの猫との生活。
それは、しあわせな事なんだよ。
と 空を見上げる。
なにか、刺激があってもいいかも😅😅😅
間もなく、お望みの刺激が。
お昼に飛び込みの注文がやってきた。
今日に限って花が無い😅😅😅
文句は言いませんが、もう少し早く😰😰😰
すでに文句か。┐( ̄ヘ ̄)┌
汗をかきかき寄せ植えを作っていると
後からクラクションが。
また クラクションが。だれ?💢💢💢
振り向くと満面の笑みで誰かが手を振っている。
あっ! ミエさん!!!
15年くらい前、友人の紹介で
ミエさんの子供たちにピアノを教えた。
姉御肌で社交的なミエさんと
ピアノのレッスンだけではなく私は親しくしてもらった。
ご主人の事業が失敗して、すべてを手放さなくてはならなくなった時、レッスンは終わりになり、ミエさん達は街を去った。
債権者の事もあるからと、新しい住所は教えてもらえなかった。
あれから15年。
まさか、家の前でミエさんと再会するとは。
お互い年取ったわねぇ。
でも、hanakoさん、変わらない。
ミエさんだって。
相変わらずきれいで明るくて。
ミエさんは、嬉しそうに笑った。
日陰に入っていろいろな話をした。
新しい街に移ってから間もなく
ミエさんは離婚した。
1番下の子は生まれたばかりだった。
ひとりで3人の子供を育て
10年前、同じ職場だった今のご主人と再婚した。
今はしあわせに暮らしているそうだ。
ミエさんは、ここから1時間くらいの街に住んでいた。
置き薬の配達の仕事をしていて
私の住む家の近くに何件かお客様がいて
半年に1回は、この辺をまわっていたそうだ。
今日、偶然に私の姿を見つけてビックリして
クラクションを鳴らしてしまったらしい。
まさか、こんな所で会えるなんて。
話は途切れる事なく
次から次へと溢れた。
hanakoさん、苦労したね。
ミエさんが目を赤くしていた。
とんでもない
ミエさんの苦労と私は比べられません。
ふたりで、笑った。
ミエさんも私も、仕事の途中だったので
名残惜しかったけれど、また会うことを約束して別れた。
夜
ミエさんから1回目のLINEがきた。
今日はありがとうございました。
hanakoさんがほめてくれたから
私は今までの自分の人生を自信をもって
良かったと思う事にしました。
ありがとう。
ミエさん
あなたは、えらいよ。
あなたを友人と呼べる事、誇りに思います。
幸せな人生を歩んでください。
こちらこそ、ありがとうございました。
また
会いましょう。