hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

9月の厄介。

こんばんは。hanakoです。

 

 ここ数日。

 私はやっかいな事に首を突っ込んでいました。

 

 それは1週間位前の事。

 知人からの電話で始まったのでした。

 

 別れた彼女に未練タラタラの息子を

 きっぱり諦めさせてほしい。

 

 泣きながら電話してきた話を

 みじかーくするとそんな話。

 

 えっ??? なんで私が ( ; ゜Д゜)

 

 とにかく親の話はきかない。

 私になんとかしてくれないか。

 

 藁をもつかむとはこの事だな(ーー;)

 

 それから数日間

 仕事が終わると知人の話を聞き

 その間にアパートに来る息子にキレた彼女が

 警察にストーカーの被害届を出すと始まった。

 これはマズいと話を聞くことに。

 

 正直

 私が聞いてどうなるの?😅😅😅

 

 

 我が家にやって来た息子。

 

 さて どう話を切り出そうかな?

 と 思った矢先。

 マシンガンのように話し始めた。

 手間がはぶけた😅😅😅

 

    とくかく聞いてほしいんだな。

 話す 話す😅😅😅

 

 聞けば聞くほど可哀想。

 一方的に別れを切り出され

     同棲していたアパートから荷物を強制的に放り出された。

 

 しかもこいつと付き合うと

 次の彼氏に会わされたらしい。

 

 話も聞かずに追い出し

 あげくのはてにストーカー扱い。

 

 

 彼女 ネジ飛んでない?😅😅😅

 

 彼の口から出てくるのは彼女の悪口。

 確かにあまりいい彼女じゃなかったみたいだね。

 ん??? 本当に未練あるの???

 

 私が聞いた。

   

 随分やってくれた彼女みたいだね。

 付き合ってて楽しくなかったでしょう?

 

    はい。

    

 じゃあ なんでより戻そうとしてるの?

 未練タラタラにアパート行ったりするの?

 彼女の事嫌いでしょ?

 

 彼が言葉に詰まった。

 

 それさぁ

 彼女関係ないでしょ?

  確かに最初は好きだった。

 だけど今は、情があるわけでもないよね。

 

 彼の顔つきが変わった。

 

 彼女に執着する本当の理由。

 もう自分はわかっているよね。

  

 黙り込む彼。

 

 家に戻りたくないんでしょ?

 だから なんとか彼女との関係を続けて

 アパートに居たかったんじゃない?

 ひとりでアパート借りても

 お母さん来ちゃうものね。

 

 コクりと彼はうなずいた。

 

 やっぱり ヒットだ。

 

 

 彼の母親も私の母親と似ている。

 

 成人した子供の生活をすべて把握していないと気が済まない。

 時かまわず連絡してどこに誰といるのか聞いてくる。

 

 自分の用事は優先。

 だって親なんだから。

 ううん 違う。

 自分のさみしさを埋めてほしいから。

 

 

 彼は自由が欲しかった。

 母親から逃げ出したかった。

 

 でも唯一希望をかけた

 彼女ともしあわせにはなれなかった。

 当たり前だよ

 動機が不純だ。

 いや 不純な事を彼は気づいていなかった。

 

 たぶん 多数の人がやめろと言うような彼女。

 耳を貸さず逃げるように実家を出て同棲を始めてしまった。

 

 ほとんど遊び歩いてアパートに帰らない彼女だった

 

 それでも彼女に執着する彼の行動から

 私はなんとなく気がついていた。

 

 彼が怖いのは彼女と別れる事じゃない

 母親の元に戻る事だと。

 

 

 数日間の電話で

 私は知人から自分の母親を感じた。

 

 冷めて行く彼女への想い。

 でも 母親の元へは帰りたくない。

 じっと我慢する毎日。

 

 なんで?

 なんでそうなるの?

 

 そうなってしまうのです。

 

 

 そっかぁ。

 辛かったでしょ。

 

 彼が泣き出した。

 

 その息の詰まる思い わかるよ。

 私も随分味わった。

 

 

 彼は自分の思いを沢山話してくれました。

 

 私も正解はわからないけれど

 愛って もっと温かいものだと思うな。

 相手を傷つける事は出来ないよ。

 どんな形になるかなんてどうでもいい。

 ただ

 かけがえのない存在。

 お互いをそう思えたらいいね。

 

 

 そんなひとが

 きっと君と巡り会う時を待っているよ。

 

 

 お母さんの事は

 逃げちゃだめだよ。

 しっかり向き合って自分の気持ちを話すんだ。

 

 君の人生なんだよ。

 君が主役なんだ。

 

 

 逃げるんじゃない

 しっかりと飛び立つんだ。

 

 

 ちょっとスッキリした顔の彼は

 新しい目標を話してくれました。

 

 

 頑張れ。

 

 

 夢が叶うといいね。