hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

決着。

こんばんは。hanakoです。

 

 雨が降っています。

 寒い夜です。

 

 時折ご飯を食べに来る野良くんが

 マサくんと一緒に部屋の中で爆睡中。

 寒いからお家に入りたくなったのかな?

 毛布の上で寝る事なんて知らなかっただろう

     暖かくて気持ちいいでしょ?

 

 ブログを書く私の後ろでイビキをかいています😅😅

 

 

 私を悩ませていた怒り。

 やっと決着がつきました。

 

 怒りの引き金になっていたのは

 裏に住むおばさん。

 

 

 息子2人を残して家を出て

 関東に流れ着いた人。

 5年前に2人目の旦那さんが亡くなって

 今は内縁の男性がいる。

 

 裏の部屋には2匹の猫と

 自分の荷物があるけれど

 日に何回か様子を見に来るだけで

 おばさんは男性の家で生活している。

 

 籍を入れている訳ではない男性。

 ほとんど絶縁のような息子たち。

 

 70も半ばになるのに

 なんとも不安定な生活だ。

 もしもの時は誰が面倒を見るの?

 

 そこはおばさんも気がついているのだろう。

 近所 知り合い 

 ありとあらゆる使えそうな人たちに

 物を与え お金を与え

 いざというときの保険を作っている。

 たぶん 全部保険にはならないと思うけど😅

 

    ご多分に漏れず

 私もその一人に入っているようだ。

 私が気になっているのは部屋に残されている猫たちだけで、おばさんじゃない。

 だけどおばさんはいつの間にか自分の世話人候補No.1に私を決めてしまったようだ。

 

 猫たちの夜のご飯を頼まれて部屋に出入りするようになると、あんたを実の娘のように思っている、あんただけが頼りだなどと言い出した。

 おばさんが使えそうな人を取り込む手口なのだろう

 

 多くの人はうれしいのかもしれない。

 しかし、私は一番嫌いな言葉だ。

 

 実はこの言葉が

 私にはトリガーなのだ。

 

 

 母親がそうだった。

 

 あなただけが頼り。

 あなたが一番大切。

 父親とケンカすると泣きながら私に言った。

 

 小さい私は母親を守ろうと必死になった。

 要求が満たされないと母親は

 私に罪悪感を植え付けた。

 

 それがおばさんに頼まれ事をされると

 顔を出した。

 

 家族だから娘だから

 要求に応えなくてはと。 

 

 

 しかしそれは

 自分の要求を満たすため。

 味方を作るための言葉。

 

 喉元過ぎれば

 私は大切でもなんでもなかった。

 

 子供の頃

 お昼に家に帰ると店屋物が届いていた。

 祖父母が来て、みんなでラーメンを食べていた。

 私が食卓に着くと母親が言った。

  

 食べる前に隣町の知り合いの所へ行ってくれと。

 

 祖母が食事をさせてから行かせるように言ったけれど母親は

  

 いいのよ

 急いでいるんだから行ってきなさい。

 

 私に言った。

 

 用事を済ませて帰ってきた頃には

 ラーメンは冷めてかたまりになっていた。

 

 それを食べている私に

 

   家族なんだから用事するのは

   あたりまえでしょう?

   早く帰ってこないからよ。

   自分が悪いんでしょう?

 

 そう冷たく言った。 

 

 大切な人。

 家族。

 それは あなたの奴隷?

 

 

 

 おばさんも同じ。

 

 いろいろな話が耳に入ってくるよ。

 知らないと思っているんでしょう。

 

 あなたも母親と同じ事をしてたんだね。

 

 母親に対する怒りが

 フツフツと沸いてくる。

 おばさんを通して。

 

 そんな爆発しそうな怒りを

 私は処理しきれずにいたのでした。

 

 

 でも、それも今日で終わり。

 

 私は知ってしまった。

 おばさんが嘘を言った事を。

 

 娘と思っているから頼むんだよ。

 あなたしか頼めないから。

 

 違うよね。

 他の人に断られたからでしょう?

 まさかその人と私が知り合いとは知らなかったみたいだね。

 

 

 

 よかったよ。

 

 これで母親からもおばさんからも

 私は自由になれた。

 

 怒りがすっと無くなった。

 

 長い間私を苦しめた言葉。

 

 あなただけ。

 

 もう

 その言葉は使えない。

 

 

 呪いは解けてしまったんだよ。