hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

スッキリ。

こんばんわ。hanakoです。

 

 天気予報より早く雨が降り始めました。

 

 花屋さんでの仕事を終えて

 部屋でコーヒーを飲みながら

 ニヤニヤ。

 

 

 昼間花屋さんに常連さんのおばあちゃんが

 野菜苗を買いに。

 

         きゅうりにうどんこ病が出たんだけど。

 

 おばあちゃんが言ったので

 私は自分が使っている殺菌剤を差し出して

 お店でも使っているから大丈夫ですよと言った。

 

 すると おばあちゃんは

 

  店で使ってるんじゃ業務用でしょ?

  安くて効かないじゃないの。

 

 と つっかえしてきた。

 

 💡💡💡  なるほど。

 謎が解けた。

 

 

 おばあちゃんの家はクリーニング屋さん。

 

 実は少し前にコートの袖口の汚れが落ちていなくて

 洗い直しを頼んだらクレーマー扱いをされて

 私は嫌な思いをしていた。

 

 もちろんおばあちゃんには話していない。

 家業は息子さんに譲っておばあちゃんはまったく関係なくなっているので嫌な思いはさせたくなかったから。

 

 でもおばあちゃんの言葉でひらめいた。

 

 つまりおばあちゃんのクリーニング屋さんは

 洗剤を安い業務用にしているのだ。

 たぶん安いから汚れ落ちが悪い。

 だから 私のコートの少し頑固な袖口の汚れは落ちていなかったんだ。

 そして

 落ちない汚れは別料金の染み抜きにしているんだ。

 その染み抜きを頼まないで洗い直しをたのんだ私はお店にしてみれば確かにクレーマーだ。

 

 お店にしてみればね💢💢💢

 

    私はもちろん効かない農薬など渡していない。

 だけどおばあちゃんはお店で使っているという私の言葉で安い業務用と思ったんだ。

 だから効かない。

 

 まったくもぉ💢💢💢

 

 

 自分で仕事をする上で

 私が座右の銘にしている言葉がある。

 

 大阪の船場にある

 吉兆という料亭の先代の言葉。

 

  屏風と店は

  広げすぎると倒れる。

 

 中身が伴わず

 事業を拡大することばかりに力を注ぐなら

 やがて店は倒れる。

 

 おばあちゃんのクリーニング屋さんも

 息子さんの代になってから

 支店の数がメチャクチャ増えた。

 

 半額を売りにしたダイレクトメール。

 いかにもお得そうな割引券。 

 過激なサービスが売りだ。

 

 そしていかにも出来るような

 訓練された店員さん。

 場に呑まれて お客様は勧められるままに

 オプションを付けてしまう。

 割引で安いと思っても

 結局安くは済まないのだ。

 

 

 そして

 安い洗剤を使って汚れを残す。

 割り増しの染み抜きをすすめる。

 

 

 カテゴリーは違うけれど

 同じ商売を生業にしている私。

 私ならやらないよ こんな事。

 

 

 まぁ

 ひとの事はどうでもいい。

 

 私がクレーマーじゃなかった事がわかって

 スッキリしました。

 

  そして

 いい反面教師に会えた。

 それで満足です😁😁😁

 

 

 

 今日もお疲れ様でした。

 おやすみなさい。