hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

壁。

こんばんわ。hanakoです。

 

 同僚がいなくなり

 私もボクも戸惑っている。

 

 人手が足りなくなった花屋さんには

 離れて暮らす長男が手伝いに来ていた。

 

 身内なのだから当たり前なのだろうが

 テーブルに座るボクを追い払い

 レジに張り付きながらスマホをいじっている

 

 ボクは居場所を失い

 猫が一番苦手な環境の変化に元気がない。

 

 長男は花屋さんを継ぐことはせず

 普段はまったく違う仕事に就いている。

 

 それなのに

 当たり前のように 

 備品を使い散らかして

 見当違いな指示を私にとばす。

 

 そう

 

 どこまで行っても

 ここは 

 私の物では無いのだ。

 

 どんなに頑張っても

 いざとなれば

 花屋初心者のような

 身内の長男が主導権を握るのだ。

 

 ちょっと悲しくなってしまった。

 

 家に帰り

 店に残してきたボクを思った。

 同僚の置き土産

 でも 居候させてしまった責任はある。

 

 私がやらなくてはならない事は

 ボクを連れて

 花屋さんを出る事。

 

 自分とボクの居場所を作る事だ。

 

 

 私に出来るのかな?

 いったい私は何をすればいい?

 

 コーヒーを飲みながらふと

 壁にぶつかった自分を感じた。

 

 自分の無力さを

 ひしひしと感じてしまった。

 

 雨は

 降り続いている。