hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

行くぞ!

こんばんわ。hanakoです。

 

 めずらしく早起きしました。

 

 と 言ってもいつもより15分ほど早く😅

 

 すっかり得意気に

 仕事の前にコンビニなんかに行ってしまった。

 お店で待っている猫のボクのために

 マフィンを買いに。

 

 甘いもの好きの変な猫。

 

 

 日曜日にもかかわらず

 駐車場にはたくさん車が停まっている。

 その中に見たことがある車が。

 

 おっ💡💡💡

 

    お店の中を探し回ると

 知り合いの花屋さんがコーヒーを買っていた。

 

  あら! 久しぶり!

 

 花屋さんが私に気がついて声をかけてくれた。

 

  最近どう?

 

 仕事の話を出来るのがちょっと誇らしい。

 1人前の事業主になった気がしてしまう。

 

 話の流れから思わぬ事を聞いた。

 

 私が住む街は

 10年位前に隣の街と合併した。

 

 その頃の市長さんは

 自分の息のかかった所へ公共の仕事をまわすと悪評が立っていた。

 それは私の住む街が有利だった。

 その花屋さんも役所の仕事をまわしてもらっていたらしい。

 

 数年前の市長選で新しい市長が当選した。

 そのひとは合併したもう1つの街の出身。

 いままでの不公平に対する公正を訴え

 見事当選した。

 

 ところが

 今度は自分の街の業者に公共の仕事をまわし

 はじめた。

 公共の仕事はほとんど自分の息のかかったひと。

 

 知り合いの花屋さんにも仕事はぴたりと

 来なくなったそうだ。

 

 あれ?

 公正はどこへ行ったの?

 これでは 前の市長と変わらない。

 

 そっかぁ。

 だから最近 私が勤める花屋さんにも役所の花苗の注文が入らなくなったんだ。

 

 噂で役所の庭木の管理にまさかと思う造園屋さんが入っていると聞いた。

 その造園屋さんは市長の出身の地区の造園屋さん。

 知り合いの花屋さんの話では花苗の仕入れも

 その造園屋さんがやっているらしい。

 

 学校の花壇もその地区は不思議な位注文が入らなくなっていた。

 

 そっかぁ。

 そういう事だったんだ。

 

 10%の売り上げダウン。

 それを私たちのせいにされ

 レジに防犯カメラまで付けられた。

 

 社長のバカさ加減にも腹が立つけれど

 私は本気で注文が入らなくなった事を悩んだのだ。

 店の品質に何か問題があったのかと。

 

 こんなからくりがあったとは。

 

 なんともあきれるというか

 愚かな話だ。

 

 その店の実力ではなくて

 しがらみで花を選ぶとは。

 

 こんな話

 私の住む街の話だけではないだろう。

 だけど

 私はこの街で店を構える事は絶対しない。

 そう決めた。

 

  そうだ

  来月造園屋さんに連れていってあげる。

 

 知り合いの花屋さんが言った。

 とても変わった個性的な庭を造るらしい。

 

  新しくてね

  使ってる花もすごく個性的なのよ。

 

 たぶん

 私が住む街ではうけないだろう。

 

 しかし

 これが答えなのかもしれない。

  

 この街ではない所で勝負する。

 そう決めた私への答え。

 

 井の中の蛙になるな。

 

 いつもなら躊躇するお誘いを

 私は快諾した。

 

 さぁ

 次のステージが始まったみたいだ。

 

 行くぞ!