hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

影。

こんばんわ。hanakoです。

 

 今日は見事に晴れました☀☀☀

    あぁ 庭仕事が焦げ付いた⤵⤵⤵

 

    晴れると暑い

 だけど夜はストーブが欲しくなる。

 なんとも不思議な気候。

 

 日曜日から台風の影響が出始めるようです。

 明日の午後はもう雨の予報が出ている。

 

 夕方買い物に行くと

 なんだかあちこちの棚が空っぽ

 ??? 

 

 レジで店員さんに聞いたら

 明日は市内の小学校が運動会らしい。

 

 だから 鶏肉がなかったんだ。

 唐揚げ 運動会のお昼の定番だね。

 雨 降らないといいね。

 午前中はなんとか曇りの予報。

 午前中でやってしまう予定らしい。

 

 私は唐揚げ食べた記憶がないなぁ。

 母親のお弁当の記憶がない。

 

 馬鹿な母親のひとことで

 私は1度も自分のお弁当を母親に作らせなかった。

 6歳でお鍋で作るインスタントラーメンを

 上手に作っていたひとなので

 何にも不自由は感じなかった。 

 

 親子の楽しい思い出は作れなかったけれどね。

 

 

 買い物から帰ると

 裏に住む大阪のおばさんが来た。

 

 大阪生まれで関西弁を話すから

 大阪のおばさん。

 アクの強いパチンコ好きのおばさん。

 

 お金が無い。

 口を開くとそればかりだ。

 11月にまとまったお金が入る。

 7年前に亡くなった旦那さんの生命保険。

 3回に分けてもらえるようにしたらしい。

 その最後のお金がもらえる。

 

  あんたに少しあげないと。

 

 またはじまった💢💢💢

    馬の前ににんじんぶら下げるみたいな話はやめてほしい。

 そうやれば 私がおばさんの面倒を見ると

 思っているのだ。

 お金をあげれば人は思うようになると思っている。

 今までおばさんのまわりにはそんな人しか

 いなかったのだろう。

 

 おばさん

 私はお金はもらえない。

 旦那さんが命と引き換えに残してくれた

 お金だよ。

 なんで そんなふうにばらまくみたいな事

 するの?

 旦那さんの気持ちを大切にできないの?

 

 怒りが込み上げて思わず言ってしまった。

 

 私の母親と同じだ

 ひとの想いがまったくわからない人。

 

 私のお金何に使おうが勝手だと

 言われればその通りだ。

 だけど 

 私は受け取れない。

 

 

 おばさんの部屋に

 旦那さんの写真がある。

 

 真面目な物静かな人だったそうだ。

 内縁のおばさんに 何も残してやれないからと籍を入れてくれた。

 

 それから何年もたたないうちに

 旦那さんは亡くなった。

 

 おばさんは旦那さんの49日も終わらないうちに今の内縁の男性と暮らすようになり 

 旦那さんが残してくれたお金を男性の機嫌取りにパンパンと使ってしまった。

 その額 2千万。

 金額は本当かどうかわからないけれど

 武勇伝のようにあちこちで話している。

 

 でも結局 捨てられそうになっている。

 

   あんなに尽くしたのに

   あの人は冷たい。

 

 最近は不満ばかり言っている。

 

 

 

 悔しくないの?

 化けて出てやりなよ。

 私は時折旦那さんに話しかける。

 

 旦那さんの写真は優しく微笑むだけ。

 

 死んじゃったら終わりだ。

 

 

 意外にも私に怒られたので

 おばさんは黙って帰ってしまった。

 

 その後ろ姿が哀れだった。

 

 薄暗い街灯の光で

 愛を知らない淋しい影が映っていた。