hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

マントヒヒ。

こんばんわ。hanakoです。

 

 マントヒヒって知っていますか?

 

 猿の仲間です。

 写真を挙げれば良いのですが

 果たして勝手に使用してよいのか

 SNS音痴の私には判らず😅😅😅

 

    とりあえず

 白髪のオールバックのおサルさんです。

 お手数ですがその気になった方は

 ググってみてください😅😅😅

 

 実は私のお祖父ちゃんに顔がそっくり😅😅😅

 

    マントヒヒが2本足で立って

 洋服を着たら私のお祖父ちゃん😅😅😅

 

 あれを見ると進化論を否定出来なくなる😅

 

 

    母方のお祖父ちゃんは

 新潟県十日町市生まれです。

 

 十日町市の山を登った辺りにある

 小さな集落のボンボン。

 

 わがままで自己中で気まぐれで。

 なんともつかみどころの無いひとでした。

 

 なので一族の嫌われもの。

 でもなぜか 私とは気が合った。

 

 

 スキーのジャンプの選手で

 若い頃は高校でコーチをしていました。

 本職は建具屋さん。

 

 器用なひとで記憶力が良く

 1度見た物は形にしてしまう。

 ランドセルというものがあると聞き

 町のカバン屋さんへ見に行った。

 それだけで

 3人の子供達のランドセルを見事に作ってしまった。

 

 山のド田舎の小学校。

 風呂敷に荷物を包んでいた時代の事です。

 母達のランドセルは話題になったそうです。

 

 

 私が小学校入学の時

 いきなり新潟から手作りの机を持って

 東京までやってきました😅😅😅

 

 母はあわてて

 家具屋さんに机のキャンセルに行った😅😅😅

 

    お祖父ちゃん引き出しに貼ってある

 これ キッチンの壁紙じゃない?😓😓😓

 そんな引き出しが沢山ある

 世界に1つの机。

 私のお気に入りでした。

 

 

 1年に3回は東京にやって来て

 動物園や遊園地に連れていってくれた。

 そのたびに色々なうんちくを並べた。

 私はそれが面白かった。

 

 

 

 ある時

 多摩川の土手で夕日を見ていると

 いきなり自分の手を夕日にかざして

 

  ほらこの人差し指と親指の間

  空いてるだろ? 変だと思わないか?

  ここにはきっともう1本指があったと

  お祖父ちゃんは思うんだ。

        退化か進化かわからんが

  無くなってしまったんだな。

 

  お祖父ちゃんが死んでから

  もしその仮説が証明されたら

  hanako その時は

  それは私のお祖父ちゃんが生前に言っていました

  と 声を上げてくれ。

  頼んだぞ。

 

 真面目な顔をしてお祖父ちゃんは

 私にその言葉を言ったのでした😅😅😅

 

 パチンコとトマトとコーヒーが大好きで

 建具屋さんかと思えばレンタルスキーの

 会社を始めてみたり

 あっという間に潰してみたり😅😅😅

そんなフラフラしている所は私に受けつがれたらしく

 私は1番弟子として

 お祖父ちゃんに可愛がられたのでした。

 

 久々

 テレビでマントヒヒを見て

 お祖父ちゃんの事を思い出しました。

 

    お祖父ちゃん

 残念ながらお祖父ちゃんの仮説は

 まだ立証されていません。

 

 私が声を上げる事は

 私が生きている間にも無いようです。

 

 でも

 多摩川の土手で

 ブランコを漕いでくれたあの日の事は

 忘れないよ。