hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

壊れていた。

こんばんわ。hanakoです。

 

 
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 早春に咲き出す河津桜

 私の住む街でも咲き始めました。

 

 本場の伊豆は今が満開だそうです。

 一昨年 初めて伊豆で見る事が出来ました。

 

 懐かしいなぁ。

 土手一面のピンク色を思い出します。

 

 

 元同僚が転職した。

 正確には転職していた。

 

 ついこの間

 一緒に仕事をしようと畑の草取りをした。

 

 花屋さんから転職したバーブ農園の仕事が

 あまり合わないらしくずっと悩んでいた。

 

 なんとか2人で仕事が出来るといいねと

 苗作りを始めた矢先

 たまたま見つけた生花屋さんの求人に

 応募したら採用になったらしい。

 

 生花かぁ。

 今までやって来た事とまったく違う。

 

 珍しく自分から電話をしてきたのは

 遠回しに一緒に仕事が出来ないと話したかった

 からなのだろう。

 

 今の農園を辞められた事で

 彼女の声ははずんでいた。

 もう 2人でする仕事には関心が薄れていた。

 

 彼女が探してきた仕事先は

 数年前からよく求人を出していた。

 彼女には言わなかったけれど

 私は頻繁に求人が出ている事を知っていた。

 

 ひとの出入りが激しい仕事場。

 辞めるには何かしら理由はあるはず。

 

 しかし

 2度 彼女からドタキャンされた私。

 私は彼女と縁が無いのだと確信した。

 

 何があっても

 彼女を誘うことはもう無いだろう。

 

 正直 これで良かったとも思っている。

 受け身の彼女との仕事は難しい。

 なんとなくそう感じていたから。

 

 

 気が抜けた。

 もともと一人でやっていた事。

 最初に戻っただけなのだけれど

 

 どうやらちょっと壊れたみたいだ。

 

 元同僚が花屋さんを辞めて

 1人で売店をまわしてきた。

 もともと人手不足で

 裏の生産ハウスから

 店を手伝いに来てもらうのは不可能だった。

 

 ボクの面倒と

 野菜苗の季節とシクラメンの季節。

 自分の仕事。

 休みが取れなくて

 自分のペースで何ひとつ事が動かせなかった

 

 フリーランスなんてそんなもの

 わかっているし 当たり前だと思っていた。

 忙しい事を不思議にも思わなかった。

 

 もう少し もう少し。

 ここまで ここまで。

 そう 自分を奮い立たせた。

 

 新しい年になって

 ボクが風邪を引いて

 休みたくても休めない状態が辛かった。

 パートのおばさんたちが冬休みで

 誰にも代わってもらえなかったからだ。

 ボクをゆっくり休ませてやりたかったけれど

 ゲージに入れて車で連れて歩いた。

 

 夜はストーブを点けたまま

 猫たちと雑魚寝だった。

 ボクを看るために

 10日間位

 布団で寝られなかった。

 

 ボクは段々衰弱して行き

 最期を予期したのだろう

 私が留守の間に姿を消してしまった。

 

 最後の日にマジマジと私を見た顔が

 今でも忘れられない。

 

 時間を取ってやれなかった罪悪感。

 なんとかしてやれたのではないか。

 それが今でも時折私を苦しめている。

 

 悲しんでいる間もなく2月がやって来て

 弟の事など

 ドタバタとつまらない用事に振り回された。

 

 そんなここ半年位の出来事が

 私を壊してしまっていたのだ。

 

 無気力。

 そう 確かに無気力だ。 

 

 気がつかないふりをしていたけれど

 何にもしたくない。

 

 自分の中味が

 全部無くなってしまった気がする。

 

 どうしたらいいのか

 さっぱりわからなくなってしまった。

 

 しかし

 

 そこまで気がついたのだからたいしたものだ。

 少し前の私なら

 完全に呑まれて我を見失っていた。 

 

 何から立て直すか。

 

 さて

 どうしようか。

 

 壊れたままでいるわけには行かない。

 このままでは鬱にもなりかねない。

 

 

 決めた。

 

 とりあえず

 今日は寝よう。

 

 目が覚めたら3月だ。

 もう1回

 ピンチはチャンスだよ。

 

 

 今日もお疲れさまでした。

 

 おやすみなさい。