hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

出ない答え。

こんばんわ。hanakoです。

 

 気がつけば土曜日。

 あっという間に1週間が経つ。

 

 何をしていたのかって?

 

 仕事😅😅😅😅😅  これしかないんかい!

 

 久しぶりに看護師の友人とお昼を食べて

 宇都宮にも行った。

 

 でも

 

 半分仕事がらみ😅😅😅

 

    まぁ そんなものです。

 

 母の日が終わって

 少し燃え尽きのような感じになった。

 

 なんとなーく日々を過ごして

 ゆるーくやる気が出るのを待っていました。

 

 しかし 現実は厳しい。

 それどころではなく忙しかった。

 

 花屋さんは相変わらず来客が減らず

 私はほとんどレジに張り付く。

 

 何にも変わってないじゃん😰😰😰

 

 

 そんなこんなで今日は土曜日だった😅

 朝は使い物にならない私に

 

  猫 いらないか?

 

 いきなり声がかかった。

 レジを打ちながら

    いゃあ ここもうちも猫がいるもので。

 丁重にお断りする。

 

  2匹も育っちまって

  始末に困るわ。

 

 ん? 聞いた話だ。

 顔を見ると

 

 あっ! 

 橋の上から子猫を捨てたおやじ!!!

 前回動物虐待は懲役刑になると言ったのに!

 そんな話 どこ吹く風だ。

 

 また橋の上から捨てる話を始めた。

 懲役刑になる話ですよ。

 しかも最近また厳しくなった。

 

  見つからなきゃいいんだよ。

 

 💢💢💢こいつ。

 誰が見ているかわかりませんよ。

 

  誰も知らないよ。

 

 私が聞いてますよ。

 

 いきなりおやじの顔色が変わった。

 

  あんた 通報する気か!

  この店は客を警察につきだすのか!

 

 大きな声に他のお客様が振り向いた。

 

 ったく💢💢💢

 それでビビると思っているのかばかめ!

 

 猫を虐待して刑務所に行くか

 数百万の罰金を払うかの話だろうが。

 あなたのために忠告しているんでしょ?

 猫を橋の上から捨てるのはやめなさい!

 

 あなたが餌付けしたのなら

 あなたの責任です。

 増えるのが嫌なら避妊手術を受けさせなさい

 

  金がかかるだろうが。

 

 数百万の罰金を払うより安いでしょ?

 

  バレなきゃいいんだよ。

  それにこんな年寄り牢屋に入れないよ。

        ボケてやったと言えば無罪だ。

 

 こいつ💢💢💢

 

 最近多頭飼育の崩壊が後を絶たない。

 ほとんどは高齢者の仕業だ。

 

 亡くなったり

 施設に入ったり

 近所からの迷惑通報だったり。

 そんな事から発覚する。

 

 最初はこんな始まりなのだろう。

 気まぐれに餌をやったら出入りするようになった。

 自分にだけなついて可愛い。

 しかし その猫が雌だったら。

 年に多産の猫ならば3回は出産する。

 1回に3匹育ったとして9匹増える。

 それが毎年繰り返されたら。

 そして育った9匹の中に雌がいたら。

 1年もしないうちに猫は大人になる。

 

 6畳の部屋に30匹の猫がいた。

 多頭崩壊の話では

 それはそんなに珍しい話ではないのだ。

 

 このおやじもそんな話なのだろう。

 命を何だと思っているのだ。 

 それより年寄りだから許されると思っている

 ところに腹が立つ。

 

  おぉ こわ。

  こんな店 2度と来ないよ。

 

 勝ち誇ったように言ったおやじに

 私も言った。

 

 そうですか。

 車のナンバーは控えさせてもらいましたよ。

 とにかく市役所に相談して下さい。

 確か保護団体が市内に出来ましたから。

 

 保護団体の住所を教えれば

 このタイプは玄関に猫を捨て続けるだろう。

 きちんと必要経費を払って頼むべきだ。

 

 通報しないとも言いません

 通報するとも言いません。

 

 ただ

 橋の上から2度と子猫を捨てるなバカ野郎!

 今度は私の声で

 店内のお客様が振り向いた。

 

 おやじは白い顔をして店を出ていった。

 

 

 猫ごときに

 

 確かにそうかもしれない。

 

 ガリガリに痩せた猫がみつかる。

 餌をやりたい。

 理解できるよ。

 私もそうだ。

 

 それは

 その猫との付き合いが始まる時になる。

 責任が生じるのだ。

 

 それは嫌だから

 死んで行く猫を見て見ぬふりをする。

 

 それでいいのだろうか。

 

 

 私には答えが出せない。

 どうしたらいいのか。

 

 殺処分0のプレッシャー。

 どこもいっぱいの保護団体。

 ボランティアに頼る活動。

 不安定な寄付。

 

 この子は助かって

 この子は助けられない。

 その罪悪感に突き動かされる。

 

 いったい答えはどこにあるのだろう。

 

 

 私の隣で たなかさんが眠っている。

 

 調子が良くなくなると

 我が家にやってくる。

 

 薬が効いたのか

 横になって眠っている。

 

 生きようとしている。

 私に助けを求めている。

 

 ボロボロの野良猫。

 高齢者が外で餌をやっていた猫の中に

 たなかさんはいた。 

 介癬でひどい姿だった。

 最初はマサくんが嫌がっていたけれど

 ある日

 私が仕事から帰ってくると

 2匹で部屋の中にいた。

 

 それから我が家の通い猫になった。

 

 高齢だし

 たぶんもう そんなに長くは生きないだろう

 

 布団も

 ストーブも知らなかった。

 

 今 座布団の上で寝息をたてている。

 

 最後くらい

 安らかに過ごさせてやりたいよ。

 

 彼も 命を持っているのだから。