hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

ぽんぽこ。

こんばんわ。hanakoです。

 

 梅雨の晴れ間

 と 思うと曇り。

 意外と乾きだして

 水を撒きだすと雨が降りそうな空。

 

 なんだかお天気に振り回されている。

 

 イライラしている所へ

 新一がやって来た。

 

  hanakoさん トマト トマト!

 

 意味のない早口がイライラを助長する。

 こいつ 昔から本当に間が悪いヤツだ。

 そして一言多い。

 

 新一は高校の後輩。

 3階が私がいた吹奏楽部。

 真下が民謡部。

 その隣が落語研究会

 そこに新一がいた。

 

 3つの部の顧問が担任と副担任の関係だったので

 部員同志は仲が良かった。

 私もよくおやつを持って2階へ出かけた。

 文化祭の時など民謡部の篠笛を吹いたり

 落研のお囃子に駆り出されたり

 コンクールが近くなると3階から楽器を

 運んでもらったりと

 お互い様の関係を続けていた。

 

 ジブリ平成狸合戦ぽんぽこの中に出て来る

 タヌキに新一はそっくりな顔をしている。

 その容姿と噺の上手さで

 新一は文化祭の人気者だった。

 

 ちょっとおちゃらけた感じの新一は

 いつも私達のイジられ役。

 よくアイスを買いに行かされたっけ。

 

 

 高校を卒業して

 専業農家だった家を継いだ。

 

 それからしばらく音信が途絶えて

 最近 花屋さんに苗を買いに来ている。

 

 その間に結婚して

 お父さんになっていた。

 

 新一がなぁ😅😅😅

 

    相変わらずぽんぽこみたいな顔は

 ちょっと貫禄が出てきた。

 最近は子ぽんぽこを連れてやって来る。

 新一にそっくりな男の子。

 親子で意味のない早口だ😅😅😅

 

 

 今日もひとりでベラベラとしゃべり

 トマトの苗を受け取りながら

 

  秋に深川で高座に上がらせてもらいます。

 

 照れた顔をしながらそう言った。

 

 新一は落語をやめていなかった。

 家業の為プロにはなれなかったけれど

 セミプロとしてずっと修業を続けていた。

 

 すごいなぁ。

 ちゃんと彼は努力を続けていたんだ。

 

 ただの早口ぽんぽこじゃなかったんだな。

 

 秋 楽しみにしているよ。

 

 

  祝花

  でっかいのお願いしますね。

 

 本当に言いたかった所はそこかい!

 

 

 やっぱりおまえは一言多い💢💢💢

 

    でも うれしいな。