hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

3分間。

こんばんわ。hanakoです。

 

 子供の頃

 不思議に思っていた事がありました。

 

 大人はなぜ待てるのか。

 

 😅😅😅なんだそれと思うでしょ?

 

 2日後に。

 そんな事を言われたら

 子供の私はとても2日なんて待てやしない。

 明日やってしまえばいいのに。

 いや 今でもいい。

 そう思ってソワソワしながらやっと

 2日間を待つ。

 

 だけどまわりの大人は 

 いつもと変わらずの2日間を過ごす。

 ソワソワするわけでもなくごく普通に。

 暇なこどもの私とは違って

 やらなくてはならない事をやっているうちに

 2日が経ってしまうのかもしれませんが。

 

 なんで平気な顔していられるんだろう。

 なんで待てるのだろう。

 それが不思議で仕方がなかった。

 

 

 ある時

 ご近所からカップラーメンを頂きました。

 ご当地物みたいなお土産を2つ。

 

 私は急いで食べたくて食べたくて

 お湯を沸かす時間も待てなくて

 沸騰するかしないかのお湯をラーメンに入れた。

 

 しかも3分待つのも惜しかった。

 

 1分ちょっとのラーメンの蓋をあけて

 食べてしまった。

 

 😰😰😰😰  まずい 😰😰😰😰

 

     お湯の温度が足りなかったので麺はボキボキ。

 スープもなんだか溶けていない。

 テンションだださがり。

 やっと食べ終えた。

 

 しばらくして伯母さんが帰ってきた。

 

 あら 珍しいラーメンね。

 

 お湯を沸かしてラーメンに入れ

 3分待って蓋をあけた。

 

 あれ? なんていい香り。

 私の時はこんな香りしなかった。

 

  食べる?

 

 じっと見る私に声をかけた。

 

 一口食べると

 ゚+。:.゚(*゚Д゚*)゚.:。+゚

 

 ちょうどいい硬さの麺。

 なんて美味しいスープなんだろう。

 

 私が食べたラーメンとは

 まったくの別物だった。

 同じものとは思えなかった。

 

 私は自分が待てなかった事で

 まずいラーメンを食べる事になった。

 きちんと待てば

 あのラーメンはこんな別物の美味しい

 ラーメンになっていたのだ。

 

 あの時私は悟った。

 

 待つことは大切な事なのだと。

 一番良い時を待つことは

 良いものを得る方法なのだと。

 

 あれから

 気持ちが競るとき

 じっくり時間をかけるべきだと思うとき

 私はこのラーメンの不味さを思い出す。

 

 焦らず

 じっくり1番良い時を待つ。

 

 カップラーメン。

 そろそろかな😁😁😁