hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

さようなら神様。

こんばんわ。hanakoです。

 

 物心ついた時から

 あなたは私の中にいた。

 

 5歳の頃

 盆栽の箱庭を見た時に

 私はあなたが地球を作ったのだと思った。

 

 青い空や夕焼けの空は

 あなたが空に色を塗っていると思った。

 

 いつもいつも私は空を見ていた。

 

 

 色々な事が沢山あって

 私は悲しい子になった。

 歪んだ子になってしまった。

 

 そんな時も

 あなたは私の側にいるのだと思っていた。

 

 私を助けてくれているのだと思っていた。

 

 思っていた。

 

 そうだよ。 

 思っていたんだ。

 

 

 大人になって

 私はあなたに問いかけた。

 

 答えが欲しいと。

 

 でも 答えは無かった。

 あなたが無言を貫く理由がわからない。

 なぜ 答えをくれないのか。

 

 時ではないから

 

 そんな言葉で片付けて欲しくないよ。

 いや 片付けるべきではないよ。

 

 私は自分の人生を賭けて

 あなたに問うたのだから。

 

 それをあなたは知っているはず。

 

 

 ずっとずっと迷って生きてきた。

 ずっとずっと信じて生きてきた。

 

 でも

 それだけじゃ無いって事に

 私は気がついてしまった。

 

 間違っているとしても

 私は私の為に生きてゆきたい。 

 

 羊の群れの一人ではない

 私として。

 

 

 

 あなたがこれから何をするのか  

 私は知らないふりをしよう。

 

 私は自分の愛するものを

 最後まで守る事にした。

 

 どんな最後を迎えても一緒に居よう。

 

 最後の最後まで。

 

 

 外は雨。

 

 あなたが泣いてくれているのかな?

 ううん

 そんなはずはないよね。

 

 雨は雨。

 

 さようなら

 私の神様。