hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

回らないお寿司。

こんばんは。hanakoです。

 

 
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 パンジーの出荷が始まりました。

 

 ところがここのところ続く雨で足止め状態

 おまけに季節外れの台風でダブルパンチ。

 

 早く晴れてくれないかなぁ。

 

 

 今日は朝から緊張状態。

 

 なぜかって?

 

 夜 お寿司屋さんに行くから。

 回らないお寿司屋さんです。

 

 仕事を紹介した生花屋さんが

 お礼にご馳走してくれる。

 

 なぁんだ、そんな事か。

 そう思ったあなた。

 お金持ちだなぁ(ーー;)

 

 実は回らないお寿司屋さんに行った事がありません

 カウンターで注文したお寿司を握ってもらえるなんて

 うわぁ どうしよう。

 考えただけで緊張してしまう。

 

 銀座のお寿司屋さんに行くわけじゃないんだから と花屋さんに笑われたけれど

 やっぱり私にとっては一大事です。

 

 粗相がないように

 お寿司屋さんでの心得

 など ググってみた。

 

 香水はつけない。

    (お食事をするところなので。)

 時計ははずす。

 (カウンターを傷つける恐れがあるから。)

 

 なるほど。

 

 などなど 心の準備に余念がない。

 

 うわのそらで仕事を終えて

 いよいよお寿司屋さんへ。

 

 

 早い時間に行ったので

 お客さんは私達だけでした。

 

 カウンターに座ると

 

  何 握りましょうか?

 

 うわ! すごい。

 タッチパネルじゃない。

 

  何にする?

  私はお刺身切ってもらおうかな。

 

 ビールを注文した花屋さんが中トロを頼んだ。

 

  じゃあ私はのり巻きを。

  シーチキンがない(T_T)(当たり前だ)

 

  それと

  こはだにしようかな。

 

  私は茶碗蒸しを。

  先に注文しておかないと(´・ω・`)

 

   ちょっとhanakoさん

  何 注文してるの。

  お寿司食べなさいよ。

 

 花屋さんがいろいろ注文してくれた。

 

 それを握ってくれる職人さんの手さばきに

 私の目は釘付けになった。

 

 もう食べるどころではない😅😅😅

 

     子供の頃

 たい焼き屋さんに通いつめた。

 

 たい焼きを作るのを見るのが面白くて面白くて。

 毎日毎日見に行った。

 

 1週間位した時

 職人さんがたい焼きをくれた。

 食べたくて毎日見に来ていたと思ったみたい。

 実はその頃甘いものが苦手だった。

 困った私は家に持ち帰り

 おばあちゃんに叱られた。 

 物欲しそうに見ていたんだろうと。

 

 たい焼き屋さんに行ってはいけないと

 言われてしまった。

 

 次に行ったのは人形焼き。

 やっぱりもらって来て

 ひどく怒られた。

  

 食べ物じゃなければ大丈夫だろうと

 次は靴の修理を見に通った。

 怖そうな職人さん。

 こっちを見ることもなく黙々と仕事をしている。

     綺麗に靴が直ってゆくのが面白かった。

 

 10日くらいした頃。

 仏頂面で私の事など気にも止めていないような職人さんが私を見てニカッと笑った。

 不器用な笑顔。

 精一杯の親しみを込めた笑い顔。

 

 なぜか私はその日から

 靴屋さんに行けなくなった。

 

 そんな思い出がいくつもある。

 

 子供の頃から物作りを見ることが

 何より好きだった。

 

 それがまた こんな所で見られるとは。

 

 のり巻きでも大トロでもなんでもいい。

 とにかく握るところが見たい。

 

  hanakoさん

  ちゃんと食べてる?

 

 はい

 ちゃんと見てます。