hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

8月22日。

こんばんわ。hanakoです。

 

 玉ねぎの種まきは面倒臭い。

 

 ゴマの半分くらいの大きさの種を

 1.5センチ四方の穴に3粒

 三角形になるように落としてゆく。

 これを8000穴。

 

 暑さで汗がボタボタ。

 気をつけないと種が手に張り付いて

 蒔きづらくなる。

 

 今年は特に大変だ。

 暑さがいつもの年よりこたえる。

 

 あー 面倒くさい😫😫😫

 

 

 種を蒔きながら考えていたのは

 母親の事。

 

 今日は母親の命日。

 

 

 5年前 母親は亡くなった。

 

 糖尿病を患っていた母親は

 夏の時期はいつも体調を崩した。

 

 今回も夏バテのような症状で

 とりあえず入院して様子を見る事になり

 また秋には退院してくると 

 本人もまわりも思っていた。

 

 それがそのままになってしまった。

 

 多臓器不全。

 糖尿病の合併症で

 悪い所が無いくらいだった。

 

 予期せぬ死。

 脳梗塞の為にボケ症状が出ていて

 自分の身の回りの物など整理する事もなく

 立つ鳥跡を濁さずどころか

 泥沼状態でこの世から姿を消した。

 

 病院にあった母の持ち物。

 ボタンが取れたパジャマ。

 千円札1枚と小銭が数個入った

 100均の財布。

 

 それが母親の人生の終わりだった。

 

  これで終わりじゃないよ

  今にきっと良くなる。

 

 良くはならなかったよ。

 お母さん。

 

 

 母親は新潟県の山奥でうまれた。

 

 高校の教師をしていた祖父の為に

 村の中では裕福な家だった。

 

 頭は良かったらしく

 新潟県で一番の進学校に合格したのに

 本家の息子が高校に行けない頭だった為

 新宅の娘を本家の息子より良い学校に

 行かせる訳には行かないと

 秋田の親戚の所から服飾の専門学校に

 行かされた。

 

 卒業後 なぜか東京に上京し

 間もなく職場の人に

 知り合いの男性と見合いをさせられた。

 

 それが私の父親。

 

 父親はアルコール依存症だった。

 

 

 それからは紆余曲折。

 離婚し 再婚相手はDVで

 

 機能不全家庭を作り上げ

 親戚中に馬鹿にされ

 

 こんな田舎で一生を終えるとは。

 

 お母さん。

 あなたはしあわせだったの?

 これで 良かったの?

 

 いつも思うけれど

 もう 答えを聞く事は出来ない。

 

 

 お母さん。

 

 残念ながらあなたの娘は

 あなたが期待したようには全然なりま

 せんでした。

 

 もう 誰もいなくなってしまったよ。 

 私ひとり残ってしまった。

 

 

 でも頑張ってるよ。

 

 猫たちと楽しく暮らしてる。

 

 草葉の陰からなんて見守らなくていい。

 

 早く生まれ変わって

 今度はしあわせになりなよ。

 

 

 さようなら

 お母さん。