hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

JAPANJAMに行ってきました。(後記)

こんばんわ。hanakoです。

 

 とっても迷っている事がありました。

 

 ブログに書こうかやめようか。

 

 でも 

 やはり 書く事にしました。

 

 

 5月3日。

 私は千葉県で開催された

 JAPANJAMというフェスに参加しました。

 

 5月2日から4日間行われたフェスです。

 

 それは4月上旬

 まさかのチケット当選の知らせが来た。

 

 昨年も当選したのですが

 フェスの中止が決まり

 2年越しの夢が叶いました。

 

 コロナ前は1日3万8千人位が集っていた

 大きなフェスです。

 

 コロナになって1日1万人位に縮小になり

 チケットを取るのは狭き門になっていました

 

 この頃千葉県に出ていた緊急事態宣言が

 解除になって

 参加人数の緩和があり

 2次募集がかかりました。

 

 しかし

 それから間もなく

 まん延防止指定区域になり

 またもや人数制限が厳しくなりました。

 

また1万人(推定)に参加人数が減らされました

 

 コンビニで発券されるはずの

 チケット発売のメールがストップし

 たぶん また中止になるだろうと

 そんな予感がしていました。

 

 同じ頃に行われる予定だった

 宮城県のARABAKIロックフェスが中止になったからです。

 

 しかし

 本当にギリギリに開催が決まりました。

 千葉県と主催者側との話し合いが

 何度も持たれ開催が決まったと聞きました。

 

 だけど抽選は落ちるかな?

 そんな諦めモードの時に

 発券のお知らせメールが来ました。

 

 正直 

 嬉しいやら不安やらで

 複雑な気持ち。

 こんな時に行ってもいいのか。

 応募しておいて何を今更。

 

 確かにそうなのですが

 こんな事になるとは。

 

 しかし

 参加の条件はかなりしっかりしていて

 参加者全員の住所と氏名

 メールアドレスの登録が必須。

 当日の朝 体温の測定をする事

 

 電車を使う場合

 Suikaへのチャージなどは

 乗降の駅ではしない事など

 かなり細かい指示がありました。 

 

 

 これなら行けるかな?

 

 行きたい

 だけど大丈夫なのか?

 行ってもいいのか?

 やっぱり迷惑をかけるか?

 

 散々迷い

 参加する事にしました。

 

 たぶん

 行かないと後悔する。

 感染者が減らない今

 来年は本当に無いかもしれない。

 

 

 当日1番悩んだのが交通手段。

 

 電車を使う事になるのですが

 かなりの人数が乗る事になる。

 

 とにかく階段や出口の近くになる

 混み合う車両には乗らないように

 先頭か最後尾の車両を選ぶ。

 

 マスクを2重にして手袋をして。

 

 それでも危険だと思う混雑状況だったら

 フェスの開演時間に遅れても

 電車をずらそう。

 

 そんな予想を裏切り

 電車はガラガラでした。

 

 ゴールデンウィーク

 リモート効果だったのでしょう。

 いつもは通勤電車なので

 ぎゅうぎゅう詰めの電車です。

 

 ましてやフェスの参加者が乗るはず。

 

 しかし

 座席に座っても隙間をあけて座れました。

 フェスに行くと思われるひともいましたが

 みんな無言。

 

 奇跡のような車内でした。

 

 

 駅に降りると会場まで500メートル位

 の道にはスタッフが所々に立っていて

 間を空けて歩くように指示が飛びました。

 

 みんな無言で指示に従っていました。

 

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 これが入口。

 

 入口で荷物検査

 検温 手指の消毒があります。

 アルコール飲料の持ち込みは禁止。

 人工芝の保護の為

 持ち込める飲み物はお茶と水だけ。

 糖分の入った飲み物は指定の場所でしか

 飲めません。

 

 左に見えるのは

 サッカースタジアム。

 

 ここは休憩場になっていました。

 疲れたら休む。

 無理はしない。

 それがこのフェスのルールです。

 

 食事をする事もできました。

 かなりゆったりとしたスペースでした。

 

 
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 フェス会場。

 3つステージがありました。

 

 ステージのそばには四角く黄色い線があり

 四角1つに1人。

 声を出すのは禁止。

 拍手のみ。

 (無言の移動の無いアクションは良し)

 

 そして

 もし問題になる行動が改善されないなら

 その場でフェスは中止になると

 かなり厳しいアナウンスが何度も入りました

 

 グッズの販売は

 レジの側にカタログがあり

 そこからえらんでスタッフに品物を

 揃えてもらい

 支払いは現金をなるべく使わず

 電子マネー払いを勧められていました。

 

 食事も指定の場所で。

 食べ物の持ち込みは禁止

 敷地内にある出店から購入します。

 ここも電子マネーを勧められています。

 歩きながらの飲食は出来ません。

 

 スタッフの清掃も行き届いているし

 何より参加者が皆

 ごみ箱にごみをきちんと入れるので

 通路にはゴミがまったく落ちていません。

 

 食事を終えてベンチを立つと

 すぐにスタッフがベンチを消毒してくれます

 

 ビックリしたのは

 ほんとうにそこにいるみんなが

 ルールを守り

 静かである事。

 

 みんなフェスを最後まで行なえるように

 真剣でした。

 

 

 マスコミがフェスの開催を叩きました。

 駅前のコンビニで飲酒した人がいた事を

 新聞に載せました。

 

 帰り道にもマスコミがいて

 あちこちでインタビューしていた。

 

 

 嘘偽りなく言います。

 

 ほんとうに会場は真面目な人ばかりだった。

 演じる方も観る方も

 フェスを無事に安全に出来るように

 ほんとうに真剣でした。

 

 問題が起きそうになると

 スタッフがさっとやって来た。

 

 もちろん 問題なんて起きませんでした。 

 

 収まりを感じさせないコロナ。

 ならば次を考えなくてはならない。

 

 どうしたら安全にフェスを行えるか。

 その挑戦のようなフェスでした。

 凄いフェスだった。

 

 医療従事者のみなさん

 ごめんなさい。

 こんな時にフェスなんて。

 非難されても仕方がない。

 

 だから

 ブログに書こうか悩みました。

 

 だけど

 やっぱり書こうと思いました。 

 

 なぜなら

 ほんとうに真剣にみんな

 コロナに立ち向かっていたから。

 

 意識を高く持ち

 みんな頑張っていた。

 

 次に行くには

 どうしたらいいのか。

 次の一歩を踏み出すには。

 

 私はフェスに行って本当に良かったと思って

 います。

 みんなの姿を見て思いました。

 やっぱりひとりひとりの考え方が大切だと。

 

 コロナに真剣に立ち向かおうとする

 姿勢が大切なんだと。

 

 おまえ矛盾してるぞって

 言われているでしょう。

 

 本当にそうだと思います。

 ただ

 私の今の正直な気持ちです。

 

 更に私は今まで以上に

 襟元を正された気持ちです。

 

 自分に出来る事は何なのか

 もっと考える機会になりました。

 貴重な経験が出来たと思います。

 

 

 

 あれから2週間。

 クラスターを知らせるメールはありません。

 

 私も無事です。

 

 無事だから良かった話かもしれませんが。

 

 フェスに行くのに

 あやまりながら行かなくてはならないのは

 なんだか悲しいなぁ🥺🥺🥺 

 

 早く胸を張って

 フェスに行けるようになってほしいです。

  

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  家に帰るまでがフェスです。

  いや

  来年のフェスまでがフェスです。

 

 感慨深そうに

 ステージから私達を見渡したアーティストが

 言いました。

 

 みんな嬉しそうだった。

 泣きたいのをこらえて笑った顔が

 印象的でした。

 

 みんな辛い

 集まり合えない1年は大変だったでしょう。

 

 来年またここへ戻って来られるように。

 

 来年まで気を緩めず

 この会場で味わった緊張感を持って

 

 コロナに立ち向かおうと思っています。