hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

父の日。

こんばんわ。hanakoです。

 

 仕事の帰り道

 いつも行くスーパーへ寄った。

 

 なんだかものすごく混んでいる。

 

 親しくしてもらっている薬屋さんに

 花屋さんで使うために

 とっておいてもらっている段ボール箱

 もらいに行くと

 衣服のハンガーがズラリと並んでいた。

 

 スーパーでは

 少し前から空いていたスペースに

 衣服を置くようになった。

 その衣服のレジがなぜか薬局😅😅😅

 

  薬より売れてます。

 

 最初はぎこちなくたたんでいた衣服を

 上手にたたみながら薬屋さんが苦笑い。

 

 その時に外したハンガーが

 ハンガー掛けに今日はいつもより並んでいた

 

 今日は洋服がいっぱい売れてるね。

 

  父の日だからみたいですね。

 

 あぁ 今日は父の日か。

 

 

 私には2人父親がいます。

 実の父親と

 母親が再婚した父親。

 

 実の父親はアルコール依存症

 私が10歳の時に母親が離婚してから

 1度も会うことなく亡くなった。

 

 今の父親は健在。

 私が住む街から少し離れた所に住んでいる。

 

 再婚という形で出来た新しい家族は

 機能不全家族だった。

 

 新しい父親は

 何でも自分の思い通りにならないと

 機嫌が悪くなり母親に暴力を振るうひと。

 

 私は暴力を振るわれる母親を見ながら

 大人になった。

 

 

 5年前母親が亡くなると

 私の中で何かが終わってしまった。

 

 父親は父親では無くなってしまったのだ。

 

 自分でも自分の反応に驚いた。

 そう

 自分は父親を親とは思っていなかった。

 

 母親の再婚相手。

 だから母親が亡くなったのだから

 私との関係は終わりになる。

 

 私はそう答えを出した。

 

 何度自分に聞いても

 それは変わらなかった。

 

 

 血が繋がっていなくても

 育ててくれた人なのだから感謝すべきだ。

 実の父親のようにこれからも接するべきだ

 そう言う人がいるだろう

 

 私もそう思うのだろうと思っていた。

 しかし

 どうしても私の中の答えはNOだった。

 

 残念ながら

 私は恩知らずな人間だった。

 

 それよりも

 あの歪んだ家族を忘れたかった。

 

 

 悩んだ末

 私は自分を受け入れる事にしました。

 

 母親が亡くなってから5年間

 1度も実家には帰っていません。

 

 父親には1度だけ会っています。

 関係は悪くない。

 小さな和解のようなものもしています。

 

 それでも

 親子と呼べるような関係には

 やはり戻れないような気がします。

 

 なぜなのか。

 正直自分でもわからない。

 

 ただ

 自分の気持に素直でいよう。

 今はそう思っています。

 

 

 父の日。

父親は甥っ子達と楽しく過ごしているだろうか

 

 それだけは

 心から願いたい。