hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

ドライフラワー。

こんばんわ。hanakoです。

 

 空梅雨の関東。

 今日も朝から蒸し暑く晴れている。

 

 そんな中

 汗をかきかきハウスをウロウロしている私

 

 朝から4人分の寄せ植え体験の準備だ。

 

 
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 猫の手も借りたいのですが。

 

 かまってくれないなら行っちゃうニャン。

 ツンデレ クゥは昼寝に出かけてしまった。

 

 最近 写真に収まるようになった。

 ちょっと進歩。

 

 

 3年位前から

地元の高校の職場体験の生徒を受け入れている

 

 今年は花屋さんに希望したのは2人。

 途中で希望先の受け入れが難しくなり

 急遽花屋さんに変更したのが2人増え

 全部で4人が月2で花屋さんにやってくる

 

 今日はその日。

 

 昨日の夕方

 

  明日は高校生

  寄せ植え体験にしようと思うんだけど。

 

 受けたのは社長。

 当然裏の生産ハウスで仕事を体験させていた

 ので 

 売店の私の所は関係無い状態だった。

 

 とうとうネタ切れしたな。

 

 こうして丸投げ授業は決定!

 

 もっと早く言いなさいよ。

 前の日の夕方なんて。

 

 ピリピリの私に空気を読んだ猫達は

 姿を消してゆく。

 

 とうとうひとりになった。

 いーよ いーよ やってやるよ!

 

 と 言うわけで朝から私はバタバタしている

 

 

 寄せ植えなんて

 言うほど簡単ではないのだ。

 

 しかも相手は全く花など知らない

 素人中の素人。

 

 果たして形になるのか。

 

  高い花は選ばせないように。

 

 気にするの そこじゃないでしょ!

 

 丸投げ社長

 つまらん条件だけは付けてゆく。

 

 逆に高い花苗ばかり並べてやった。

 

 14時。

 高校生がやって来た。

 

  お願いしまーす。

 

 どこのアイドルかと思うような

 笑っていない笑顔。

 

 ブカブカジャージにお化粧バッチリ。

 

 さすが地元の高校。

 正直 あまりお利口な学校ではない。

 

 いらっしゃい どうぞ。

 店に入ってくる3人。

 今日はひとり欠席。

 

 こういう単位落とすと面倒くさい教科を

 休んじゃう所が進学校と違うところ。

 

 

 では今日は寄せ植えを体験してもらいます。

 

 と 話を始める。

 まずは花苗を選んでもらいます。

 

 淡々と選ぶ3人。

 まったくこだわりも何も無い😅😅😅 

 

 まぁね 花が好きなわけじゃないから。

 

 

 先生が様子を見に来た。

 

  すごい! 寄せ植え?

  女子力上がっちゃうじゃん。

  凄い きれいだね。

 

 私が作った見本を見て

 興奮しているのは先生。

 

 3人は反応無し。

 無反応で花を植えている。

 

 先生がカメラを向ける。

 

 卒業アルバムに載せるのだろう

 満面笑みのピースサイン

 シャッターがおりれば無表情に戻った。

 

 寄せ植えを作りながら

 私が聞いた。

 

 みんな進学希望?

 

  はい。

 

 大学?

  

  専門です。

  

 やっぱりな。😅😅😅 

 

 どっちに行くの?

 

  保育士です。

  イラストレーターです。

  決まっていません。

 

 受験勉強頑張ってる?

 

  AOで行きます。

 

 😅😅😅😅😅😅😅😅

 

 ここの学校は進学はほとんど専門学校。

 しかも推薦か指定校推薦かAO入試

 

 受験らしい受験ではないのだ。

 

 

 イラストレーターになる子に聞いてみた。

 センス一本の仕事だから大変だね。

 

  気合で乗り切ります。

 

 😅😅😅😅😅😅😅😅😅

 

 なんだか噛み合わない空気。

 なんだろね。

 

 お客様が来たので

 レジを打ちに場を離れると

 何やら3人で話を始めた。

 

 レジを打ちながら聞こえてきた話は

 

 クラスの女の子が振られて

 カラオケで泣きながら

 優里のドライフラワーを歌った話。

 

 3人で盛り上がっていた。

 

 😅😅😅😅😅😅😅😅😅😅

 頭 それしかないんかい。

 

 

 あっと言う間に時間は終わり

 3人は帰って行った。

 

 最後まで感じたこの壁は

 ジェネレーションギャップなのか?

 

 いや 違うな。

 

 私が用意した手袋を

 当たり前のように使い

 脱ぎすてられている3人分の手袋。

 

 その手袋を片付けながら

 私は思ったのだ。

 

 大丈夫か?

 

 このままでは

 君たちが社会からドライフラワー

 されてしまうぞ。

 

 しっかりしよう。