hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

取り戻す。

こんばんわ。hanakoです。

 

 花屋さんは9時からお店が始まります。

 

 私の勤務時間も9時から。

 当然私が行かなくてはお店は開かない。

 

   はずが

 

 なぜか お店は開いている。

 お客様が開店時間前に売店のハウスの中に

 入ってしまうから

 パートのおばさんが開けてしまう。

 さっさと買い物を始めて

 9時前にレジが開いていないと怒りだす。

 

   やっかいだぁ😰😰😰

 

 

 花屋さんは17時30分にお店が閉まります。

 

 でもなぜかお店を閉める支度をしていると

 お客様が当然のように店に入ってくる。

 

 今日はお客様同志が立ち話を始めて

 お店を閉めたのが18時30分。

 

 閉めた途端に

 また違うお客様が外から怒鳴っている。

 たまたま場所を離れた私と

 諦めて車に乗って走り去るお客様と

 目があった。

 

   睨まれた😅😅😅

 

    24時間営業に慣れてしまっているのか

 始まりと終わりの意識がまるでない。

 

 たとえいくらだって儲かるんだからいいでしょ?

 そう言われた事もあった。

 

 5分 10分なら待つけれど

 立ち話を1時間もされてなぜ待っていなくてはならないのか。

 

 怒りが込み上げてくる。

 

   ??? なんだろう。

 

 そんなに余裕がない訳ではない。 

 でも なぜか無性に腹が立つ。

 

   あっ! そうか。

 

 当然の事が無い。

 私のトラウマだ。

 

 長女だった私は

 よく母親にされた事があった。

 

 親戚の子が集まると

 母親がお菓子を配る。

 たぶん頂き物のとっておきのお菓子。

 

 当然私ももらえると思い手を出す。

 母親が言う。

 足りないからあなたは我慢して。

 

 足りないものをなぜ配るのか。

 見栄っ張りな母親ならやりそうな事だ。

 

 大人になった今なら呆れて終わるけれど

 子供の私にはショックだった。

 

 当然 自分にもあると思ったものが

 当たり前に自分にも権利があると思ったものが無い

 みんなは当たり前にもらっているのだ。

 手を出せばお菓子がのせられるのだ。

 

 他の子がお菓子を食べている姿を

 私はずっと見ていた。

 

 お菓子は母親の愛情のような気がした。

 

 

 17時30分で店が閉められる。

 私の仕事が終わる。

 

 

 その当然の事ができない。

 勿論 時間外にやらなくてはならない事は

 ある。

 

 しかし 立ち話で私の時間が奪われる。

 閉店の支度をしているのに。

 

 私の母親に似ている無神経さ。

 それが 私の琴線に触れたのだ。

 

 なるほどなぁ。

 そんな事を考えていたんだ。

 

 ならば自分で取り返すまでだ。

 まったく帰ろうとしない二人に私は言った。

 

   閉店時間が過ぎています。

 

 バツの悪い空気が流れた。

 話をさえぎられた嫌みが聞こえた。

 

 睨むなら睨め。

 恨むなら恨めばいい。

 

 これは私の時間だ。

 当然 私に与えられるものだ。

 

 もう 黙って見ていたりはしない。

 

 

 当たり前にあるものを

 当たり前に自分に取り戻すだけだよ。