hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

口を出すなら金を出せ!

こんばんは hanakoです。

 

 仕事から帰ると

 ポストに役所から手紙が入っていた。

 

  猫の飼育状況について

  お伺いしたい事があります。

 

 またかよ😓

 

 多分 近所の猫嫌いが役所に通報したのだ。

 どこの家かはだいたい察しがつく。

 

 避妊手術もせず多産な三毛猫を餌付けて

 自分は亡くなってしまった近所のおばさんが

残した三毛猫が産んだ猫3代6匹の避妊手術を

 お財布と相談しながら何ヶ月かに分けて

 行っていたので

 しばらく

 餌付けられた猫達が多数うちのまわりにいた

 それを通報したのだろう。

 

 今はほとんど

 他の餌やりさんの所へ移って

 うちのまわりには2匹だけが残っている。

 

 避妊手術をしていれば

 比較的庭で可愛がってくれる人もいる。

 

 

 役所に電話をすると

 担当が出た。

 

 声の感じはかなり若い。

 

 黙って聞いていると

 とりあえず猫の餌付けをやめるようにと

 飼うなら室内に入れろと

 良く言われる通りいっぺんの注意をされた。

 

 私は単なる餌付けをしている訳ではなく

 避妊去勢を目的とした餌付けで

 近所を縄張りにしている

 野良猫を捕獲するためにある程度の餌付け

 必要であり

 餌付けした訳なので手術後もしばらくは

私の家のまわりに居るのは仕方がないと話した

 

 そもそも亡くなったおばさんの

 無責任な餌やりが原因でもある。

 

 オス猫は落ち着くと縄張りを求めて居なくな  

 るし

 メス猫も近くから餌だけを食べにやって来て

 いつもいる訳では無いし

 寒い季節はテラスに毛布を入れて

そこにいられる猫は暖を取れるようにしている

 

 触れられて可能ならば

 必要な時は病院にも連れてゆく。

 

 最近巷で言われている

 地域猫として生きて行けるようにする。

 それが長年野良猫と接してきた

 私が今 自分の経済状況と生活環境を考慮

 した上で出来る最大限の事だ。

 

 

 うちの年寄猫は室内飼いを推奨される前から

 外猫としているので寿命 まではもう少し

 このままにしたいと言った

 

まだ室内飼いは強制ではなく努力事項のはずだ

 

 足が弱っているので遠くには行かないし

 塀も登れないから他の家にも入れない。

 

まわりの糞は見つければ取るようにしているし

 庭にトイレも複数作ってある。

 

 と 言ったのだが。

 

  しかし

  ご近所から苦情の電話が入っていますので

  飼育の仕方を改めていただかないと。

 

 だから!

ただ餌やって増やしてる訳じゃないんだってば

 

 増えないように

 やりたくない避妊手術を自腹でやってるん 

 だよ!

 

 そもそもなんでこんなにこのまわりは猫が

 いるんだよ

 

 と言うわけで

 昨日の話をした訳なのだけれど

 

  私が担当する前の話しですから

  当時の役場の対応はわかりませんし

  そもそも市営住宅の取り壊しが

  野良猫の増加の理由かどうかは

  データがあるわけではないので

  証拠とはなりませんし

  あなたの飼育に対する苦情とは関係ありま

  せん。

 

 と 言った。

 

 こいつ💢💢💢

 

 また淡々と

 外飼の危険性と近所への迷惑を話し始めた。

 

 はいはいわかってますよそんな事。

 無理なんですうちの事情では

 だからと言って知らんぷりすれば

 どんどん猫は増えて

 増々悪者にされてしまう。

 

 市営住宅の猫達みたいになる。

 

 

   餌をやらなければ

   どこかへ住処をかえますから。

 

 ん?

 ここに住むな

 あそこにも住むな。

 餌をやるな。

 

 当然何処へ行っても追い払われる

 餌やりさんはやめさせられる。

 

 ゴミは集積箱に入れられる。

 

 居場所もない

 餌もない。

 

いったい猫達は何処へ行ったらいいんですか?

 

 私は聞いた。

 

 ......。

 

  からと言ってあなたが餌をやるのは

 

 だから

 何処へ行ったらいいんですか?

 

  とりあえず苦情が来ているので

 

 答えろよ!

 何処へ行けばいいんだよ!

 相手は生きてるんだよ

 物じゃない。

 右から左へ移せばいい物じゃないんだ。

 

 

 答えろ!

 何処へ行けばいいんだよ!

 

 私は声を荒らげた。

 自分がこんなに怒れるとは自分が驚いた。

 

 

 長い沈黙の後

 小さな声で彼は言った。

 

   ありがとうございます。

   猫達を手術してくれて。

 

 役所の人間としては本音が言えない。

 それも理解できる。

 本当は街全体の問題として

 猫達の事を考えて欲しい。

 

   

 苦情はわかる

 庭に糞があれば嫌だろう。

 ならば役所に言うのではなく

 直接うちに話に来てくれと。

 入られるのが嫌な所やトイレになってしまっ

 ている所には水をたっぷり撒いておいて欲し

 いと苦情を言った相手に伝えて欲しいと

 頼んだ。

 

 私も出来るだけの事はするからと。

 

 彼は何度も謝りながら電話を切った。

 

 

 さて 

 それからしばらく待ったけれど

 我が家を訪ねて来たひとはいない。

 水を撒いている家もない。

 

 多分あそこだろうなと思った家に出入りして

 いる猫は

 うちに来ている猫では無い事もわかった。

 

 そんなもんだよね

 苦情は言うけど顔は知られたくない。

 

 なんとか共存出来るように

 自分が駄目な所へは入れさせないようにする

 そんな事してくれる訳はない。

 ただ 迷惑 居なくなれだけ。

 

 迷惑なら野良猫の1匹でも手術してみろよ。

 

 

 口を出すなら金を出せ!

 

 まったくもぉ。