hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

学ぶ。

こんにちは。hanakoです。

 

 おはようございます。の次はこんにちは。を言いたかった。

と言う訳ではないのですが、ダラダラしているので、

 ブログを更新してしまおうと。

 最近、夜になると、眠くなります😅

 睡眠の秋です。(だったかな?😅)

 

 午前中、庭仕事に行ってきました。

 今日は宿敵カズさんと仕事でした。

 (詳しくはhanakosaanブログ「カズさん。」をご覧下さい。)

 

 実は松の木の調子が悪い。

 問題の一番上の松葉の色がおかしい。

 私はカズさんを呼ぶことにしました。

    

   カズさんに観てもらうと、どうやら虫がついてしまったらしい。気を付けていたんだけれどな。言い訳をすれば、あまり松にはつかない虫がいたらしく、私の農薬の選択が合わなかったみたいだ。

 

 そこで、ちょっとした問題が。

 

 依頼主のご主人が、カズさんに庭の木の管理を任せたいと言い出した。

 

 私もカズさんも戸惑った。

 

 カズさんにすれば、私の仕事を取るような形になる。いくら私が頼んで関わりを持ったとしても、同業者の仕事を取るような事はあまり気持ちが良くない。

 私にしてみれば、役不足だと言われたような気がしてしまう。

 ちょっと意気消沈。

 

 ふと、ある映画を思い出した。

 

   「ALWAYS 三丁目の夕日」だったかな。

 昭和30年代の人々の日常を映した映画です。

 

 売れない小説家の男がふとしたきっかけで、

身寄りのない小学生の男の子の面倒を見ることになるのだけれど、その男の子がとても奇想天外な小説を書いていて、それを読んだ男が自分が辛うじて持っていた少年雑誌の連載に、その少年の小説を自分の名前で黙って掲載をしてしまう。

 掲載された小説を読んだ少年が、男の所へ雑誌をもって飛び込んで行く。バレたことがわかった男は責められると思い、原稿料を払ってやると開き直る。だけど少年が言った言葉は

 「おじさん、ありがとう。」

 

 自分の小説を使ってくれてありがとう。

そう、彼は言ったのです。

 

 自分の名前でもおじさんの名前でもそんな事はどうでもよかった。

 それより、自分の小説が本に載って世に出た事が大切だったんだ。

 

 あの場面を思い出してしまった。

 

 だとしたら

 

 誰が木の面倒を見るかではなくて、木が元気でいる事が大切な事なんじゃないのかな?

 

 私はカズさんに、木の世話を頼みました。

 

 さて

 

 私はお役目御免かな。

 まぁ いいか。ちょっとスネた。

 

 そこへ奥様が帰ってきた。

 私の姿を見るなりやって来て。

 「植木の事、主人がごめんなさいね。」

 すまなそうに、そう言ってくれた。

 

 仕事を請け負ってから気がついたのだけれど

実はものすごく大きく事業をしていて、身内に有名人がいるようなお家だった。

 その社長夫人が私に頭を下げてくれた。

 ちゃんと私の立場をわかってくれていた。

 

 すごいひとだ。さすが。

 

 「これからも、hanakoさんの出来るお庭の管理は来てくださいね。」そう言ってくれた。

 

 卑屈になってた自分が恥ずかしかった。

 

 たくさん勉強になった日でした。

 

 まだまだだなぁ。