hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

感動。

こんばんわ。hanakoです。

 

 今日は花屋さんはお休み。

 

 私は朝から

 家の外にいる。

 

 仕事道具を持ち出して

 クルミの木を切っている。

 

  何してるのー?

 

 猫達はデカい縁台から私を見ている。

 

 庭仕事も

 自分の仕事も溜まっている。

 

 でも

 どうしてもやりたかった事がある。

 

 自分の家の前をきれいにしたい。

 

 まだ自分の仕事が軌道に乗っていないのに

 それどころじゃないでしょ?

 

 そうなのだけれど

 どうしても家の前を整えたかった。

 

 草原と化した風景が悲しかったのだ。

 

 草を取って

 花を植えた。

 

 ん?

 

 へー

 花ってこんなに綺麗だったんだ

 

 こんなに色鮮やかだったんだな。

 

 私の家を彩る花なんだよ。

 きれいだぁ。

 これから育ってゆく花。 

 ワクワクする。

 楽しみだな。

 

 花を買ってゆく人は

 こんな気持ちを味わっていたんだ。

 

 

 花屋で仕事してて何を言っているのかと?

 

 毎日見飽きるほど見ている花達。

 感じられないのですよ。

 商品として花を見てしまうと。

 

 綺麗だとは思うけれど

 それは売れるか売れないかの品定め。

 

 花を使って

 お金を稼がなくてはならない。

 どう使うか

 どう売るか。

 

 そればかりを余裕なく考え続ける。

 

 

 いつからだろう

 私はこんな事も忘れてしまっていたんだ。

 

 花が美しい事を。

 

 子供の頃

 お小遣いをはたいて

 チューリップの球根を買った。

 

 秋に植えた球根。 

 花が咲くのは来春。

 待ち遠しくて 待ち遠しくて

 毎日花壇を見ていた。

 

 春に花が咲いた時の嬉しさ。

 色鮮やかな赤い色。

 

 あの時の気持ちに似ている。

 

 

 あ ちょっと感動だ。