hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

へこたれた。

こんばんわ。hanakoです。

 

 暑さと疲れでちょっとへこたれた。

 

 花屋さんはみんなお休み。

 わたしだけ汗だくで水やりをする。

 

 花屋さんの自宅から聞こえてくる笑い声。

 

 わかっているよ

 わかっているけどさ

 

  やっぱ ちょっとイラっとくる。

 

 私はそんなにできていない。

 

 

 

 思わず行ったのは上野。

 国立西洋美術館へ。

 

 台風10号の影響か蒸し暑い。

 何処へ行っても同じか😅😅😅

 

     
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     これに行ってきました。

 

 
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 このひとが松方幸次郎さん。

 西洋美術館の美術品は

 このひとのコレクションがほとんどです。

 

 造船業で財をなした松方さんは

 1916-1927年頃のロンドンやパリで

 美術品を買い集めます。

 

 日本の人々が海外の美術品に触れる事が

 できるように美術館を作りたいと思ったからです。

 

 3000点以上の美術品を集めましたが

 昭和金融恐慌で1000点強が国内で売却されてしまい

 作品の一部を預けていた

 ロンドンの倉庫が火災に遭い焼失。

 第二次世界対戦末期に

 フランス政府に接収され戦後寄贈返還されたのは

 400点のうち375点でした。

 

 フランスが返還する条件の1つに

 美術品を収蔵する美術館を建設することがあり

 その為に西洋美術館は作られたのだそうです。

 

 フランスに残された25点のうちの1つ。

 私が今回見たかった作品。

 

 
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 写りが悪い😅😅😅

 本物はさすがに写せないので。

 パンフレットから。

 

    ゴッホのアルルの寝室です。

 フランスのオルセー美術館に収蔵されています。

 

 今や数十億円の値がつくゴッホの作品たち。

 

 ゴッホが生きている間には

 たった3枚の絵しか売れなかったのだそうです。

 

 アルルに移り

 親友ゴーギャンとの共同生活に抱いた希望は

 失望に終わり

 絵も売れず

 自ら命を絶つ結末を迎えたゴッホの生涯。

 

 この部屋で彼は何を考えたのでしょう。

 絵にしたためた感情は希望だったのか

 失望だったのか。

 

 筆跡は思ったより穏やかでした。

 

 思うようには行かない人生。

 でも あきらめきれない思い。

 不器用な生き方。

 そんなゴッホの思いが切なく伝わるような

 気がして

 私はこの絵を見たいと思っていました。

 

 快適な部屋でゆっくり絵を見て

 外へ出ると

 

 
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 これも写りが悪い😅😅😅

 

    わかるかなぁ。

 スカイツリーに虹がかかっていました。

 

 なんだか

 ちょっと元気が出てきました。

 

 今日はゆっくり過ごして

 また頑張ります。

 

 

 おやすみなさい。

 

 

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 ロダン地獄の門

 昨年のブログでレプリカと記しましたが

 

 本物です。😅😅😅

 

 訂正してお詫びいたします。