hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

間違い。

こんばんわ。hanakoです。

 

 川崎で悲しい事件がありました。

 

 加害者に対する憤りと共に

 マスコミを通して知った彼の生い立ちが

 正しいものであるならば

 彼の回りにいた大人達の無責任さにも

 腹が立った。

 

 特に親。

 

 猫にも時折いる。

 産んで自分で育てないやつ。

 それと同じじゃないか。

 

 親とは

 20年近い人生を

 子供の為に捧げられる人の事だと思う。

 

 ひとつの命を身心共に守り抜けるひと。

 

 やったらできちゃった。

 育てられないから誰か育てて。

 動物以下だな。

 

 預かった親戚も酷い奴等だ。

 加害者を一人の人間として向き合い

 真剣に育てた人はいなかった。

 やっかいものの捨て猫のように

 扱った彼らの罪も大きいと私は思う。

 

 育てられないのなら

 しかるべき施設で育てられたほうが

 彼は余程愛情を貰えたと思う。

 

 もちろん50代にもなって

 自分を律せられなかった本人にも問題はある。

 

 でも正しく導かれなかった彼に

 正しい選択は難しかっただろう。

 

 

 3人は子供を産んでほしい。

 バカな政治家が言ったらしい。

 

 結婚したら子供がいるのは当たり前

 子供を育てて一人前。

 バカな近所のおばさんが言っていた。

 

 納税者を増やすため

 自分の老後の面倒を見る者を確保するため。

 人間は

 そんな目的だけで増やしちゃいけないんだよ。

 

 長い時間を共に過ごし

 共に成長して行く。

 ものすごく手間のかかる仕事なんだ。

 

 子供を産んだら誰でも親になれる

 そんな簡単な事ではないはずだ。

 

 

 社会で活躍する事もなく

 歪んでしまった感情しか知らず

 未来ある幼い命や

 まだまだ活躍するであろう貴重な命と共に

 自分の命をも奪ってしまった。

 

 何にもならなかったじゃない。

 

 彼は何のために産まれてきたの?

 

 

 私がここで怒っていても仕方がない事

 だけれど

 

 なぜかむなしさが残る

 嫌な事件だった。