白昼夢。
こんばんわ。hanakoです。
枝を切っている手を止めると
お店のレジにおじいさんが座っていた。
? 誰だろう
あれ?
姿が見えなくなった。
やっと気がついたね。
どこからともなく響く声。
やっと話が出来るようになった。
おかえり
長い時間がかかったね。
そっかぁ。
そういう事だったんだ。
すべてが繋がった気がした。
私の胸が懐かしく温かい。
振り向くと
クゥさんがいた。
やっと解ったのね。
私達がなぜ 側にいるのか。
クゥさんが私に話しかける。
ご飯も欲しいけれど
それだけじゃないのよ。
すべてが優しく
柔らかく
止まっていた時間が流れ出した。
ここが私の世界。
かつていた場所。
黒揚羽がヒラヒラと飛んでいる。
夢だったのだろうか
それとも。