hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

不思議な1日。

こんばんわ。hanakoです。

 

 寒い朝でした。

 

 どんより曇って雪でも降りそうな空。

 暗かったせいか目覚めも最悪だった。

 

 今日はミィさんの出発の日だった。

 だけど たぶん断られるだろう。

 

 抜糸は終わっていないし

 昨日様子を見に来た里親さんの代理は

 あまり慣れていないミィさんを見て

 前向きな事を言わなかった。

 

 あぁ⤵⤵⤵

 

 お店に居候させる事も可能だけれど

 ボクの事もあり

 出来るならばちゃんと安心できる家で

 飼ってあげて欲しい。

 

 でも 年齢からして今回断られると

 次の里親さんは難しいだろうな。

 1年にはなっていないミィさんくらいが

 飼い始めるにはいい年齢だと思うけれど

 やっぱり子猫が貰い手が見つかりやすい。

 

 猫がお店にいると

 私が花屋さんを辞められない理由にもなる。

 いつでも独立できる身軽さは維持したい。

 

 ここ最近

 ミィさんの事で頭を悩ませていた。

 

 だんだん増えてくる猫。

 無責任な飼い主が恨めしい。

 いなくなって良かった位なものなのだろう。

 

 くたばっちまえ!

 

 あぁ もうバカらしい。

 ひとに自分の動きを止められるなんて。

 

 受け身はやめた。

 自分でなんとかする!

 悩むだけ損だ。

 

 ふっと肩の力が抜けた。

 

 するといきなり事態が動き出した。

 

 病院に電話すると

 抜糸は私が出来るならばやっても大丈夫だと

 言われ 手当ての仕方を教えてもらった。 

 よかった。

 無理して連れて行く事がなくなった。

 

 そして

 駄目だと思っていた里親さんから

 引き取りの連絡が来た。

 

 しかも もう少しミィさんといられる事になり

 抜糸やトイレのしつけをしてあげる時間もできた。

 

 すると

 あんなになつかなくて逃げていたミィさんがいきなり私にすりついてきた。

 

 何が起きたの?

 猫はほんとにわからない。

 

 とにかく

 これで何とかミィさんを連れていって

 もらう事が出来そうだ。

 よかった。

 

 曇っていた空から

 いきなり太陽の光が入りはじめた。

 

 午後。

 

 水やりをしていると後ろから声がした。

 振り向くと

 

 あっ! 師匠!!!

 

 私の畑の師匠が立っていた。

 

 師匠は高齢で昨年体を壊し

 もう会えないと思っていた。

 

 師匠 もう死んじゃったかと思いました。

 

  俺も去年の秋は駄目だと思ったんだよ。

 

 悪戯っぽく笑う師匠はいつもの師匠だった。

 去年の秋の弱々しい感じは全くない。

 

 よかった。

 

 まったく外れた季節の野菜の苗がないかと

 尋ねたので

 

 いや それは今は種が蒔けないと言うと

 

  春蒔きの種があるはずだよ。

  昔はそうやって 秋蒔き春蒔きをして

  年間の収穫量を増やしたんだ。

  秋蒔きの種を春蒔きに使うから上手く

  行かないんだ。

  春蒔きの種を探してごらん。

 

 なるほど。

 種が違うとは思ってもみなかった。

 今は農業も機械化で1季で大量に収穫出来て

 しまうから

 2季栽培することは無くなってしまったんだ。

 

 昔は少ない収穫量を

 2季にして補ったんだ。

 

  😲😲😲😲😲  あっ!

 

 私は大きなヒントを師匠にもらった。

 

 これだ!

 

  気がついたか。

  やってみな。

 

 師匠はいつものようにニコニコ車に乗って

 帰って行った。

 

 ありがとう師匠。

 もう少し生きていて下さい。😁😁😁

 

 さっそく元同僚に話そう。

 そうだ これで行こう。

 

 詰まっていた下水が解消して

 水が一気に流れ出したような感じだ。

 

 さぁ 頑張ろう。

 

 なんだかワクワクするよ。

 

 

 不思議な1日だったな。