hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

後ろ向き。

こんばんわ。hanakoです。

 

 目が覚めたら

 体が痛い。

 

 ??? なんで?

 

 仕事へ行く支度をしながらあれこれ考えた。

 

 そうだ。

 昨日転んだのだ。

 

 レジ場に積んであったカゴに足をとられて

 見事に転んだ。

 

 右腕が肩から痛い。

 そのせいか頭痛がおまけについている。

 膝も痛い。

 とにかく右半分がすべて痛い。

 

 いやぁ

 今日は最悪だ。

 

 と 始まった今日はやっぱり最悪。

 

 空き家になっていた隣の建物に

 久しぶりに住人が入る。

 

 テラスの柱に猫よけのシートが

 びっしり貼られている。

 

 猫嫌いか。

 嫌だなぁ。

 

 そんな事おかまいなしに

 我が家の猫たちはフラフラと外を歩き回る。

 

 当たり前だよね。

 当たり前の事だったんだもの。

 

 ある程度野良として育ってしまった子は

 なかなか室内飼いには慣れず

 室内でストレスをためる。

 

 たぶん部屋で飼えとか

 いきなり無理を言い出すだろう。

 猫が悪者になるのだけは可哀想だ。

 

 私が子供の頃。

 猫が外にいるのはた当たり前の光景だった。

 

 特定された飼い主の物というより

 地域で飼っているような存在だった。

 

 昨日はとなりの玄関で寝ていた。

 今日はそのとなりの庭にいた。

 そんな フラフラとした存在だったし

 家のひとも別に追い払ったりはしなかった。

 

 それがいつから室内飼いが

 当たり前になったのだろう。

 

 

 確かに野良猫なる猫が存在し

 いきなり我が家にやって来る。

 私はその為に迷惑を被っている。

 

 だけど子供の頃

 干した私の布団の上に知らない猫が昼寝している

 そんな光景が

 嬉しくもあり癒されていたように

 私は思っている。

 

 いつの間にか

 外にいる猫は害獣扱いされるようになった。

 少なくとも私の住む地域では。

 

 猫の姿を見る事がない街。

 それが本当に正解なのだろうか。

 

 そんな街に住む子供たちは

 明るくすくすくと育つのだろうか。

 

 いや

 

 体調が悪くて後ろ向きな私が考える事だ。

 やめたほうがいいだろう。

 

 ただ

 そろそろ限界も感じている。

 

 猫を冷たく見る

 ここの住人たちと共存するのは。

 

 猫たちを連れて引っ越そうか。

 

 ほら また

 後ろ向きな事を言っている。