hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

星に願いを。

こんばんわ。hanakoです。

 

 
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 パンジーの花です。

 

 今日も1日ひたすら売りました😅😅😅

 

 花をそんなふうにしか見られない自分が

 なんとなく悲しい😢😢😢

 

 

 仕事の帰りにお店の近くのコンビニへ。

 

  hanakoさん。

 

 声をかけられたのは

 顔見知りの男の子。

 

 彼と知り合ったのは2年前の七夕の日。

 

 アイスクリームを買いに行くと

 冷蔵庫の中に頭を突っ込んでいる

 学校帰りの小学生の男の子がいた。

 

 ひょんな事から知り合って

 彼が複雑な家庭で育っている事を聞いた。

 

 パチンコで生計を立てるシングルマザーの

 彼の母親。

 お金が無いので

 夕ご飯が毎日カップラーメンの事や

 母親が毎晩泣いている事や

 サッカーの選手になりたい事を

 人懐っこい彼は話してくれた。

 

 小さい体。

 大きなランドセルを背負って

 彼は帰って行った。

 

 その後ろ姿を見送りながら 

 七夕の日

 私は彦星様に彼の幸せを祈った。

 

 あれから時折

 このコンビニで彼を見かけた。

 その度に

 彼は寄ってきていろいろな話をしてくれた

 

  久しぶりだね。

  また背が伸びたね。

 

 まだまだ歳の割には小さいけれど

 彼は5年生になり

 グンと大きくなっていた。

 

 いつもより明るい顔をしている。

 

  何かいい事あった?

 

 昨年

 彼の母親が結婚したそうだ。

 パチンコをやめて

 パートの仕事を始め

 今は3人で夕ご飯を食べている。

 それがうれしいらしい。

 

   そっかぁ。

   よかったね。

 

 いつも彼と会うと

 カップラーメンを1つ持っていた。

 でも今日はスポーツドリンクだ。

 

   お父さんがね

   サッカーの選手になりなさいって。

 

 えっ?

 

 聞くと

 地元のサッカーチームで頑張っていた彼を

 父親が応援してくれて

 サッカーの強い中学校へ

 受験を勧めてくれたのだそう。

 

 すごいねぇ

 頑張らないとね。

 

  うん。

 

 彼の笑顔はひかり輝いていた。

 

 夕ご飯に遅れるからと

 自転車に乗り颯爽と帰って行った。

 

 2年前はトボトボと下を向いて歩いて

 いたのに。

 

 その後ろ姿を見送りながら私は思った。

 

 彦星様。

 ありがとう。

 

 彼の人生が輝き始めました。

 

 季節外れのお願いです。

 

 来年私はロト6に当たらなくてもいいです

 だから彼を合格させてあげてください。

 

 願わくばもう1つ。

 

 彼のこれからの人生が

 さらに光り輝くものになりますように。

 

 頑張れ!