hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

悩む。

こんばんわ。hanakoです。

 

 最近良く言われる事。

 

  hanakoさん

  猫カフェやれば?

 

 この冗談とも取れない言葉に

 実は長い間私は悩まされている。

 

 

 猫との付き合いは長い。

 誰かに置いてゆかれた3匹の仔猫の面倒を

 見たのが始まりだった。

 

 台風の夜

 仔猫3匹が

 ずぶ濡れになって家の前で固まっていたのを

 一晩眠れずに見守った。

 

 私が窓を開ければ

 人に慣れていない3匹は雨の中を逃げてゆく。

 それならばまだあの場所で3匹でいられた 

 方がいい。

 だけど激しい雨風の中

 体力が持つのだろうか?

 そう思うと眠れず

姿が見える様に電気を消すことも出来なかった

 

 次の日

 台風一過の家の前に

 まだ毛の乾かない仔猫が動いていた。

 

 3匹の命が鳴いていた。

 

 猫の事など何もわからず

 キャットフードなどあるわけもない。

 

 とりあえず白米に鰹節をかけたご飯を作った

 

 彼らは匂いに気づき

 私があげたご飯を貪り食べた。

 

 その日から

 彼らは私の家の前で暮らし始めた。

 

 それが猫との生活の始まりだった。

 

 

 こんな話は巷にたくさんある。

 

 そう私の悩み事。 

 それは

 どこまで猫を助ければいいのかという事。

 

 無責任なひとがいる。

 猫を捨ててゆくひと。

 

 花屋さんにもよく猫が捨てられていた。

 ボクもモチくんも捨てられた猫だ。

 

 キィやクゥのように

 無責任に増やしてしまった半野良さんみたい 

 な猫もいる。

 

 捨てられた家のひとはどうしたらいいの?

 

 個人でやっている保護団体は

 どこもいっぱいだ。

 

 コロナの影響で譲渡会が出来ず

 地元の保護団体も春に解散したらしい。

 

 保護センターに連れてゆく?

 その1週間後にはその猫はどうなる?

 

 里親さんの見つからなかった猫は?

 結局野良猫になって

 ビニールが混じったゴミを漁る生活をする。

 

 

 そんなこんなで

 私は今 7匹の猫の面倒を見ている。

 

 花屋さんに2匹。

 家に3匹。

 亡くなった近所のおばさんが餌付けた猫と

 近所に捨てられて

 マサくんについてきた老齢の猫。

 

 これ以上は難しい。

 

 ご飯だけじゃないからね。

 医療費もかかるし 世話も必要だから。

 みんな自分に関心を持ってほしい。

 目が届くのはここらへんが限界。

 

 だけど

 もしまた出てきたら。

 どうしたらいいのだろう?

 

 放っておけ?

 家の猫は助けてその猫は助けない。

 

 2匹の間に何の違いがあるの?

 同じ生きている猫なのに。

 

 私にはそれが理解出来ないのだ。

 追い払って知らないふりが

 どうしても出来ないのだ。

 

 

 猫カフェ

 そこで里親さんが見つかれば。

 しあわせになる猫もいるだろう。

 しかし その確率はかなり低い。

 

 それより

 そこへ捨てられて行く猫の方が

 はるかに多いだろう。

 

 猫カフェだから

 なんとかしてくれるだろう

 身元も明かさずに捨ててゆくのだ。

 

 だから

 私は猫カフェを経営する勇気がない。

 

 増えてゆく猫の命の責任が取れないからだ。

 

 猫だから?

 人間じゃないんだから?

 死んでも仕方が無い?

 

 

 生きている事に変わりはないんだよ。

 

 私は

 その命の選択なんて出来ない。

 

 

 どうしたらいいのかなぁ?

 

 考えるとね 心が痛い。

 

 

 ほんと

 どうしたらいいんだろう。