6月だった。
こんばんわ。hanakoです。
心がちょっとささくれてしまった。
上手く行かないコミュニケーション。
愛想笑い。
疲れて行く自分。
こんな事は嫌だ。
自分をすり減らして行くような怒り。
たまらなく悲しい。
今日は早く仕事を終わりにしよう。
夕方
元同僚がお店にやって来た。
お店を閉めてから
近くのコンビニで二人でお茶を飲んだ。
普段は飲まない
甘い甘い ラテ。
ささくれた心にしみた。
無言のふたり。
お互い仕事で壁にぶつかっている。
ただ ただ
心の力を奪われて行くようだ。
やるしかないんですよね。
彼女が口を開いた。
うん。
やるしかないんだわ。
自分で決めた事だから
やるしかないんだわ。
マフィンを頬張りながら思った。
これからだ。
弱気になっている場合じゃない。
自分の力で絶対切り開いてやる。
頑張ろう。
そう言って彼女と別れた。
スマホを見ると6月だった。
新しい月。
さぁ もう1回。
ここで
立ち止まっているわけには行かないのだ。
夢があるのだから。