ごめん。
こんばんわ。hanakoです。
小さい頃から
記憶力がメチャクチャ良かった。
おとなになって知った
私はカメラのシャッターをきるように
その場面を記憶に残すらしい。
ビデオを回すようにその流れを記憶している
ピアノを習っても
暗譜を宿題にするのが理解出来なかった。
1回見れば 楽譜はもう頭にあるから。
当然そんな事出来ないひととぶつかる訳で
できない奴に限って
私を嘘つきだとこき下ろした。
ひとつひとつを詳細に話す私を
そんなに憶えている訳は無いと否定するのだ
悲しいかなその代表者が母親で
よく言った言わない
やったやらないの言い争いになった。
子供でちょと話が下手な私は
いつも母親に口で負けた。
口ごもる私に
ほら言えない 嘘つき!
と 勝ち誇ったように言った。
そのため母親は
変わり者の嘘つきと
私を周りの人に言った。
私はだんだん自分が信じられなくなって
たぶん私が間違っているのだろうと思った。
そう思えば
私は周りの人に溶け込めたから。
そんな事を
ずーっと繰り返し
とうとう私は自分を軽蔑するようになった。
嘘つきの変わり者。
何にも出来ないくせに。
私は自分をそう思っていた。
そう思っておとなしくしていれば
私は周りに認められるのだ。
でも
やっぱり違うよ。
私は間違っていない。
嘘つきでもない。
間違っていたのは
母親だ。
私は嘘なんてついていない。
私は
私で良かったんだ。
今なら言えるよ。
私は嘘つきじゃない。
だから
私は私を信じるんだ。
今までごめん。