hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

Pricing。

こんばんわ。hanakoです。

 

 猫をうちの子にしてから

 不思議なくらい穏やかな日が続いている。

 

 これは内面の事で

 私の中は静まり返った湖のようだ。

 

 今まではその湖に

 絶えず石が投げ込まれて

 私はいつも苛立っていた。

 

 それが今は波風1つ立ってはいない。

 

 何が変わったのか。

 

 正直全くわからないのだけれど

 何かが変わった事は確かなのだと思う。

 

 

 そんな穏やかな内面とは裏腹に

 私の外面は慌ただしい。

 

 6月の値上げラッシュ。

 いよいよ私が働く花屋さんにもやって来た。

 

 市場に競りに行った社長が

 花の競り値の高さに驚いて帰ってきた。

 

 来週60人程の寄せ植え会が予定されていて

 その仕入れに行っていたのだ。

 予定していた予算では

 考えていた数の花苗が買えなかった。

 

 何より驚いたのが植木鉢の値段。

 今までの売値を今の仕入れ値が遥かに越えて

 しまっていた。

 

 今の売値はどんなに押さえても倍。

 寄せ植えに使う鉢はそれなりの大きさだから

 倍の値段になるとかなりの高額だ。

 原油の高騰で 昨年からジリジリと上がって

 いた仕入れ値が ここへ来てドカンと上がっ

 たのだ。

 

 花苗が入っているビニールのポットも

 笑えない値段になっている。

 

 なるべく種を撒いて育苗し

 土も社長が作るようにして原価を抑えて来た

 けれど

 値上げを嫌がった社長もこの仕入れ値では

 値上げをせざるおえない状況になった。

 

 今日

 寄せ植え会の会費と

 店の品物の値上げを決めた。

 

 さて

 ここで問題なのが店の商品の価格。

 

 プライシングと言う言葉があり

 巷には本がウジャウジャ出ている。

 

 破産寸前だった会社が

 商品を2円上げただけで

 黒字回復した話もあるし

 

 逆に

 商品を2円値上げしただけで

 破産寸前にまで会社が傾いた話もある。

 

 それくらい

 商品の価格設定は重要なのだ。

 

 

 

 バカ正直に上げれば言い訳ではない。

 トイザらスの99円作戦。

 400円と399円は

 1円しか違わないのに買う側からすると

 3と4では印象が違いすぎるのだ。

 

 新しく仕入れた物はそのままの値段でも

 構わないけれど

 今まで売っていた定番商品を

 6月は値上げラッシュだから

 まぁこれくらいならば仕方がないかと

 思わせる値段の付け方はどうやったらいいか

 

 その値段で売る側もそれなりの黒字を出せる

 その折り合いがつけられる値段はいくらか。

 

 結構これが難しい。

 

 専門家でも雇えばいいのかもしれないけれど

 そのコンサルタント料は

 また商品に乗ってしまうだろう。

 

 田舎のオッサン社長には

 そんな事頭に浮かびもしないだろうな😑😑

 

 頭を悩ませている私達に

 

  ぜーんぶ100円ずつ公平に上げちゃえば

  いいじゃない。

  サントリーみたいに。

  そしたらお店

  今までより儲かるでしょ。

 

 おばちゃんズの片割れが言った。

 

 おばさん

 それいつも行くスーパーがやったら

 文句言わないか?

 ここで公平主張してどーするんだよ。

 他人事だと思って😑😑😑

 

 そうやれば簡単なんだよ。

 だけど

 やっぱり常連さんにすまないし

 一度に店の商品全ての価格を見直す事は

 物凄く危険な事なんだ。

 

 

 午後は社長と奥さんと

 私であーだら こーだら。

 

 いい勉強だけど

 まとまるまでは悩む悩む。

 

 さて

 なんとかうまくまとめないと。

 

 社長

 頭薄くならないといいけどな。

 

 私も

 円形脱毛症はごめんだ。