hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

柿の実。

こんばんは。hanakoです。

 

 別に社長を攻撃している訳ではないのですが

 最近社長ネタが多い。

 

 1ヶ月位前

 数人の中国人が店にやって来た。

 

 20代前半位の女のコ達。

 店先にある柿の木の実をもらえないかと。

 

 中国人は柿が好きなのか

 店先に取りもせずぶら下がっているのなら

 自分にくれと来るのは

 なぜか中国人。

 

 面倒くさいのは

 手ぶらで来て取ってくれと言う。

 コイツらほんと図々しい。

 

 勝手に取れと言うと

 道具をかせと来る。

 

 これで1回失敗した事がある。

 花屋の先代のじいちゃんが

 物干し竿の先にV字に木を取り付けた

 道具を貸したのだ。

 

 枝をV字の木に挟んで撚るとカキの枝が折れて

 柿の実が落ちる。

 

 中国人達は

 枝という枝を折り

 挙句の果てに道具も壊して

 そのまま帰った。

 

 あたりは枝と潰れた柿の実だらけ。

 

 そしてやっかいだったのは

 それから何回か

 店に飾っていた植木鉢が無くなった事。

 

 古い鉢に植えた売り物にはならない鉢。

 

 証拠は無いけれど

 あそこの家は柿の実を勝手に取っていいと

 言った。

 広まったんじゃないかと思う

 中国人仲間の間で。

 

 なんでもありになっちゃうんだよそうなると

 私は何度も嫌な思いをした。

 

 頼り方が普通じゃない。

 1度あげれば

 もうあたりまえに持ってゆく。

 

 

 それから裏庭の富有柿が無くなり

 みかんが無くなり

 

 またもや植木鉢が無くなった。

 

 売り物じゃないから

 警察には言わないだろう 

 言ったとしても事件にはならない。

 

 なかなかの知能犯だ。

 

 

 あれから私は

 中国人が柿を欲しいと言っても断る。

 

 今回も断った。

 

 何があるかはわからないから。

 

 しかし彼女達はなかなか引き下がらない

 あんなに成っているのならくれとか

 グズグズと粘りだした。

 

 その粘り方が

 不自然だった。

 

 なんとしても

 自分達の言い分を通そうとしている。

 

 イライラした私は

 とにかく駄目だと断り続けた。

 

 すると

 店をでた彼女達は

 奥まった母屋まで歩き始めた。

 

 なんで家を知っているの?

 

 奥さんが居合わせて

 あげると言ったみたいだ。

 

 聞こえる笑い声と

 黄色い声。

 

 なんで😑😑😑

 

 そして取れないと言う彼女達のために

 社長を呼び

 社長は脚立とハサミを持って

 柿の木の所へ行った。

 

 キャーキャーと聞こえる彼女達の声。

 嬉しそうな社長の声。

 

 アホかアイツは😑😑😑

 

 無駄にするなとケチる備品のビニール袋

 にまで入れてやって

 彼女達は柿の実を持ちきれないほど持って

 帰っていった。

 

 見慣れない子達だな。

 

 あれ以来1度も彼女達を見かけない。

 その前も見たことの無い子達だった。

 

 それから1週間後

 裏庭のシークヮーサーの木から

 実が全部無くなった。

 

 さらに3日後には

 富有柿が全て無くなり

 

 裏庭の柿が全て無くなった。

 

 そして昨日

 玄関の前にあるみかんの実が全て盗られた。

 

 今日の夕方

 仕事を終わらせ帰る私に奥さんが

 

  みかんの実まで持って行っちゃったのよ

  焦ったみたいで落として行ったみたい。

 

 玄関の真ん前にミカンが散らばっていた。

 

 私は思わず言ってしまった。

 

 柿の実をあげたのは良くなかったのでは

 無いかと。

 

 今までの話をして

 彼らは情報を共有して

 1度もらった家はあたりまえに果実を取って

 行くのではないかと。

 

 機嫌が悪くなった奥さんは

 

  あの人達とはわからないし

  日本人かもしれないし。

 

 と私に言い返して来た。

 

 確かにそうだよ

 でも日本人がこんな売り物にもならない

 みかんを1つ残らず持って行くかい?

 

  あーあ 持って行かれちゃったね。

 

 社長も奥さんものんびり笑い話にしている。

 

 あのさ

 私がなぜ頑なに断るかわかってる?

 

 店先の柿をくれた良い人。

 じゃないんだよ

 隙だらけの人達。

 

 裏庭の果実を取られても

 警察にも言わない。

 

 そして玄関の前の木の所にいても

 気がつかない。

 

 イコール 庭に入っても平気。

 

 大きな屋敷。

 地元では大きな花屋。

 シャッターの中には

 この不景気に新車の車が1台。

 庭にも新しい車が1台。

 

 さて

 何を考える?

 

 断った私をケチで冷たいと冷笑する前に

 

 もう少し

 警戒心を持ったほうがいいよ。

 

 私だって人を疑うのはいい気はしない。

 中国人がすべてこうだとは思いたくない。

 

 しかし今の時代

 必要な事だと思うけどな。

 

 従業員はサボって自分達が被害を被ると思っている社長夫婦。

 

 疑うのは従業員じゃなくて

 あれ以来1回も姿を見た事がない彼女達だよ

 

 

 初対面で甘い顔するんじゃないよ。

 いい顔しやがって。

 

 

 私の思い過ごしならいいけどね。

 

 柿の実だけで済めばいいけど。