hanakosaanのブログ

猫と暮らす日々を気ままに書いてます。

恨み節。

こんばんは。hanakoです。

 

 お久しぶりです。

 

 今年も気がつけばあと40日くらい。

 花屋は今年最後の商戦に入ります。

 

 ご多分に漏れず

 私が勤めている花屋も

 シクラメンの季節がやって来ました。

 

 しかし

 今年はメチャクチャ。

 

 夏から社長が人件費を削り

 生産ハウスのパートのおばちゃん達を

 午前中で帰した為に

 シクラメンの手入れは当然遅れ始め

 

 社長が当てにしていた奥さんは

 相変わらず仕事から逃げる。

 

 社長一人ではどうにもならず

 しかも花屋イチ仕事が雑な社長が手入れした

 シクラメンは言葉にならない程 雑。

 

 それが11月の後半にもなる未だに店には

 並ばず

 販売時期を逃すのは確定的。

 

 その為市場に出荷する方を優先したみたいだ

 けれど

 店の客より目が肥えた同業者は騙せる訳はな

 く

 予想通り二束三文の値がついた。

 

 社長

 例年通りおばちゃん達の前で

 皮肉と八つ当たり。

 

 知らんぷりのおばちゃん達。

 だって

 おばちゃん達のせいじゃないもん。

 

 殺伐とした生産ハウス。

 誰も楽しそうになんて仕事をしていない。

 一言もしゃべらずみんな下を向いたまま。

 

 休憩さえ嫌味を言われて取れない。

 

 可愛そうなのは

 恨みつらみで手入れされるシクラメンだ。

 

 

 

 裏がそんな感じだから

 当然店に助けなど入る余裕はない。

 

 私はこの季節にもひとりで店をまわす。

 

 残業するな

 暗くなったら帰れ。

 

 まだひとの給料減らそうとするわけだ。

 

 あんたの頭の中には

 次の日の準備とか片付けとかはないんだな

 

 行き当たりばったり

 出来なきゃあっちから人を持ってきて

 こっちからひとをやればいい。

 

 それはバカのやること。

 

 

 と 言うわけで

 私はひとりで店をまわしている。

 

 規模を知っているひとからは

 殺人行為だと心配されている。

 

 まぁ そうだろね。

 

 お陰様でここ1か月

 家に帰るとそのまま意識が無くなった。

 

 スマホを触る手の指紋が無くなって

 キーボードが反応しない。

 コップが手から落ちる。

 

 帰りに店の備品を買いにまわるから

 家に帰るのは21時近くなる日もある。

 

 その分はサービスなんとかだよ💢💢💢

 

 そんな時間まで

 動いているなんて社長は思ってもいないだろ

 う。

 

 そうしないと

 店は回らないんだよ。

 

 期待してくる

 お客様の気持ちを裏切るんだ。

 

 そんな事思いもしないだろう。

 

 このケチの大バカ💢💢💢

 

 

 さて

 別に自分の店でも無いのに

 なんでそこまでするわけ?

 

 嫌なら辞めればいいじゃない。

 

 そういう言葉も聞こえてくる。

 

 確かにそうだよ

 だけど

 私には守らないとならない物がある。

 

 店に住んでいる猫達だ。

 

 私の自宅にも3匹の猫と

 おばさんが餌付けた5匹の外猫達がいる。

 

 だから

 家に連れて来るのは無理なんだ。

 

 なんとか店で生活させてやらないと

 彼らの居場所が無くなる。

 

 それは

 彼らに関った私の責任なんだ。

 

 

 たかが猫 

 だけど

 私を裏切る事はしない。

 彼らは私を信じている。

 

 小さい頃から

 嫌な思いをたくさんした。

 

 プレゼントをあげる

 だけど約束の日にはしらんぷりされた。

 

 迎えに行くよ

 待っていても忘れられて来なかった。

 もっとひどいときは

 別のひとが優先された。

 

 味方だよそう言いながら

 内緒の話を大勢の前で話された。

 

 そしてみんな言うんだよ

 私が悪いって。

 

 人を信じるあんたが悪いって。

 

 私なんて

 約束を守らなくても自分は損をしない

 ちっぽけな存在だから。

 

 だから

 いい加減な約束をしたり

 その時の気分や自分に損の無い方に寝返る。

 

 なぜ

 私が悪いのだろう?

 我慢しなさい

 譲りなさい

 黙りなさい

 

 私はいつも後回しだった。

 

 私は

 そうやって大人になった。

 

 だから

 私はひとを信じない。

 

 

 だけど

 猫達は私を裏切らない。

 何があっても待っている。

 

 だから

 私も彼らを裏切るような事は絶対しない。

 

 いきなり

 手の裏を返すような事は絶対にしない。

 

 笑いたければ笑えばいい。

 

 でも

 これが私の生き方なんだ。

 

 そう腹に決めたんだ。

 

 

 

 ただ

 いつまでもこんな生活はしないよ

 

 今だけ

 もう少しだけ

 

 そうやって

 ひとをバカにしてろよ。

 

 もうやられっぱなしにはならないよ。

 

 沈みかけた泥船

 きっちり沈めてやるからな。

 

 

 あ 

 久しぶりのブログが

 恨み節になってしまった。